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愛媛の美容師Tomoの気ままな絵日記ブログ


髪染め強要訴訟:NPO、県教委に文書開示を請求/宮城

13th 4月 2005 髪染め強要訴訟:NPO、県教委に文書開示を請求/宮城

髪染め強要訴訟:NPO、県教委に文書開示を請求 /宮城

 赤みがかった地毛を黒く染めるよう強要され人権を侵害されたとして、県蔵王高の元女子生徒(16)が県に損害賠償の支払いを求め提訴した問題で、大阪市のNPO「子どものための民間教育委員会」(良井靖昌代表)は11日、県教委に関連文書の開示を請求した。

地毛を茶髪扱いし教諭が黒スプレー

過剰指導と女子高生が提訴 宮城
 生まれつき髪が茶色なのに、教諭に黒色のスプレーを吹き付けられるなどして染めることを繰り返し強要され、自主退学を迫られたなどとして、宮城県蔵王高校(県立)の元一年生の女子生徒(16)が八日、県に慰謝料など計五百五十万円の支払いを求める訴訟を仙台地裁に起こした。

 同高の庄子英利教頭は「一部行き過ぎた指導があった」とし、宮城県は「黒く染めるように指導してきた生徒が結果的に従わず辞めることになったと学校側から報告があった」と話している。

 訴状によると、女子生徒は生まれつき髪が茶色で、昨年四月に黒く染めて同校に入学。染色で髪の傷みが進んで逆に赤みが増し、教諭から繰り返し染めるよう強要されたという。

 父親が「本人がどうしようもないことでなぜそんなに責めるのか」と抗議したが、十一月には教諭に髪をゴムで結んだまま黒色のスプレーを吹き付けられ、十二月になって「進級は無理」などと自主退学を迫られた。教諭は「最後のテストを受けさせてほしい」とする女子生徒の要望を拒否したという。

 女子生徒は今年一月に退学し四月から宮城県外の高校に移った。

 原告側は、学校の規定で染色は禁止なのに、教諭が生徒に規律違反を強いるのは違法性が高く、人格権の侵害と主張。髪をとかすと切れるほどスプレーで傷んだとして「傷害罪にも相当する犯罪行為」としている。

CUTPLAZAでも髪の悩みについてご質問を頂いているのですが、ついこの間も似たようなお悩みがありました。

髪の悩みBBS [ [877:助けてください] RES ]【CUTPLAZA・美容室】

ホント、学校の先生はお勉強は教えられても、今も昔も『先生方の髪に対する無知』は変わりませんね。

ストレートパーマをすると、髪にはある程度のダメージが出ますから、若干明るくなります。

また、ストレートパーマをしなくても、例えば髪が日に焼けたり、部活動で水泳をしている子は塩素で明るくなったりもします。

そして、今の子供達の髪の傾向的に、昔と違って一様に『真っ黒ではありません』
髪も細い子も置くなり、茶系の髪色をしている子も多いです。

これは、食の欧米化とか色々言われていますが、髪の毛においても変化が出ているのでしょう。

さて、髪が明るい子を黒染めで染めると真っ黒になります。

しかし、カラーリングをするということは、黒染めであっても1剤にアルカリ剤、2剤には過酸化水素が入っています。
明るさを求めない黒染めに過酸化水素が入っているのは、ヘアダイは『酸化染毛剤』を使うためであり、アルカリ剤と混ぜられた過酸化水素が化学反応で激しく酸素を出し、その酸素と酸化染毛剤が反応して黒く色が発色します。

カラーリングをすると、その過程で髪は痛みます。
もともと地毛が茶系であったばっかりに、髪にダメージを与えられるのです。

そして、これが問題なのですが、黒染をしていても、元々茶系なのであるのと、カラーリングの過酸化水素とアルカリは染色と同時に、『脱色』も行っています。
これは、黒染めであっても普通のカラーリングと同様に脱色は行います。

その為、ある一定の期間が過ぎると、染めた箇所は明るくなり、伸びてくる所も茶系なので、また定期的に染め続けなければなりません。
という事は、毎度毎度髪はダメージを蓄積し、自分で治る能力を髪の細胞は持ち合わせていませんから、次第にボロボロになりポーラスヘアになる場合があります。

※ポーラスヘアとは、髪の中の間充物質(栄養や組織タンパク質)や水分が無くなり、髪の状態を維持できないほど痛んだ髪を指します。

髪染め強要訴訟の女の子も、髪の毛は元々明るかったそうですから、上のようなことが原因で髪が痛ませられ、且つ『髪が元々明るい事が悪』という風にされる事は、その女の子自体を否定する事につながりかねない。
そうしたストレスによる心のダメージも大きかった事でしょう。

髪の毛が染めてるか染めていないかを判らないのであれば、頭髪に関する校則など作るなとTomoは言いたいです。
判らなかったら、Tomoのような美容師や理容師でも呼ぶかすればよいのに。。。
ほんと頭が固いというか、そこまで考えが回らないんですね。

日本では髪が明るいと「不良」とか「悪い人」というイメージが未だに強いみたいですね。
服装も指定の制服と決められていて、『制服で生徒の心を征服』しているつもりでしょうか。
生徒に尊敬される先生って、今どのくらいいらっしゃるんでしょうかね?

もっと、未成年の時期から、ファッションに関する教育も取り入れたらいかがでしょう。
教育といっても、それは「相手に好印象を与える上でのファッションセンスを身につける環境」を整えてやればいいのです。

「髪が黒くないとダメ」ではなく、「こげ茶のここまでの色ならば良し」と、試しに校則を軟化させてみたらどうでしょうか。
押さえつけるだけだと、余計に反発する子が生まれ、不良になるケースの方が多いでしょう。
っで、不良の子はなぜか今でも金髪を目指す傾向にあります。
外国の白人の方ならいいのですが、日本人は色ももっと黒いので、金髪はあまり似合う人が少ないです。
そこで、似合わないセンスも習得しているのですから、目も当てられないです。

身だしなみのセンスとは、「相手に不快にさせない」「見ていて心地よい」という事も大切なエチケットでありマナーです。
これからの学校教育は勉強も大事でしょうが、もっと考えの柔らかさと変化が求められると思います。

2006/10/25
宮城県蔵王高校(2004) – 「体罰」問題資料館 – livedoor Wiki(ウィキ)宮城県蔵王高校(2004) - 「体罰」問題資料館 - livedoor Wiki(ウィキ)

和解が成立
この事件に関して2006年10月25日、元生徒と宮城県との間の和解が仙台地裁で成立した。

宮城県が「地毛の髪をむりやり黒く染めたことは教育的配慮に欠けた」と教員らの非を認めて元生徒に謝罪し、解決金50万円を支払う内容。また宮城県は、元生徒が自主退学に追い込まれたことについても、遺憾の意を表明した。


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