産経新聞「自衛隊要請拒否」記事に中野区・豊島区・千代田区・港区・世田谷区・目黒区・新宿区・中央区・渋谷区・杉並区・北区「協力した」と内容否定と抗議

産経新聞が「自衛隊の防災演習で東京の11区が庁舎立ち入り拒否」として、自衛隊が東京都23区にした要請を断った区があるとして挙げられていた11区のうち、現在のところ中野区・豊島区・千代田区・港区・世田谷区・目黒区・新宿区・中央区・渋谷区・杉並区・北区が記事の内容の「自衛隊の要請を拒否」を否定し「防災演習に協力した」旨の抗議文を、各区役所ホームページ上に掲載しています。

■追記 2012/07/24 17:25 世田谷区・目黒区・新宿区・中央区も記事内容の否定と抗議文を区役所ホームページに掲載しました。
■追記 2012/07/25 9:30 渋谷区・杉並区・北も記事内容の否定と抗議文を区役所ホームページに掲載しました。

7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について « 中野区公式ホームページ

各区の抗議文には産経新聞が各区に行った取材で話した内容が反映されておらず、「自衛隊の要請を拒否」し「庁舎立ち入り拒否」を行った区として書かれていると抗議しています。
「区職員が立ち会う」「駐車スペースを貸した」「宿泊については自衛隊の計画変更により取りやめ」「自衛隊員を庁舎内に受け入れて訓練を行った」として、これらの区は抗議文で自衛隊に協力していたとしています。

「迷彩服を区民に見せるな」自衛隊の防災演習で東京の11区が庁舎立ち入り拒否 | CUTPLAZA DIARY「迷彩服を区民に見せるな」自衛隊の防災演習で東京の11区が庁舎立ち入り拒否 | CUTPLAZA DIARY
「迷彩服を区民に見せるな」自衛隊の防災演習で東京の11区が庁舎立ち入り拒否

今のところ産経新聞は抗議文に対し謝罪や記事の内容の訂正はしていないようですが、経緯を見守りたいところです。

7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について « 中野区公式ホームページ7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について « 中野区公式ホームページ

中野区が、こうした要請を拒否した事実はありません。なお、17日に関しては、区に協力の依頼があり、区職員が立ち会うなど、訓練に協力をしたところです。

平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)│豊島区公式ホームページ平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)│豊島区公式ホームページ

 本区の対応につきましては、先週、貴紙社会部記者三枝氏から本区に問い合わせ取材があり、所管の防災課長が以下の通り回答しています。
 1.自衛隊からの依頼を受け、宿泊施設がない旨説明したところ、駐車場を利用して車中泊するとのことであったため、駐車スペースを準備していたが、訓練直前に自衛隊から計画変更の連絡があり、車中泊は取りやめとなった。
 2.訓練当日の16日は、練馬駐屯地から徒歩で来庁した自衛隊員2名を午後9時5分頃に受け入れ、防災課のある区施設(生活産業プラザ)事務室及び屋上において、防災課長立ち会いのもと、通信訓練を実施。訓練終了後午後9時35分頃、両隊員は迎えの車で帰隊。
 3.翌17日、午前8時20分頃に再び2名の隊員が車で来庁。防災課職員立会いのもと、通信訓練を実施。終了後、午前9時20分頃帰隊。訓練中は、区敷地内に自衛隊の車を駐車。
 4.首都直下地震を想定した有意義な訓練であり、当然のこととしてできる協力をした。

 以上の回答内容にも関わらず、貴紙掲載記事では、隊員の立ち入りを拒否した11区のひとつとして本区があげられています(記事本文第2段5行目)。さらに、「『迷彩服見せるな』11区が自衛隊拒否」との記事タイトルについても、読者に甚だ大きな誤解を与えるものとなっています。
 自衛隊からの事前要請に対し、本区で拒否した事実はなく、また、訓練当日も、宿泊については自衛隊の計画変更により取りやめになりましたが、隊員を庁舎内に受け入れて訓練を行っており、「立ち入り拒否」と断定する貴紙記事内容は、全くの事実無根であると言わざるをえません。

平成24年7月24日付産経新聞朝刊「産經抄」記事について(再抗議)│豊島区公式ホームページ平成24年7月24日付産経新聞朝刊「産經抄」記事について(再抗議)│豊島区公式ホームページ

本日24日付貴紙朝刊コラム「産經抄」において、昨日の記事の訂正はおろか、昨日の記事を前提として、立ち入り拒否をしたとされる区の防災担当職員を誹謗する記事が掲載されました。これに対し、将口氏に確認を求めたところ、担当部署が違っていたため、情報が共有化されていなかったと説明されましたが、全く納得の得られるものではありません。昨日来、インターネット上でも貴紙誤報記事をめぐって混乱が生じている状況の中で、貴紙の看板コラムである「産經抄」で、再び誤った内容を掲載することは、マスメディアとしての自覚に著しく欠けるものと言わざるをえません。

千代田区総合ホームページ – 平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について千代田区総合ホームページ - 平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について

 今回の自衛隊の訓練に先立ち、千代田区に対しては訓練に必要な車両の駐車スペースの確保について依頼があり、区として協力をさせていただきました。
 本区庁舎への自衛隊員の立ち入り及び本区職員の立ち会いについては、自衛隊からの要請自体がなく、貴社社会部の担当記者の取材にも、その旨を明確にお答えしました。しかしながら、その内容が記事に反映されないばかりか、「立ち入りを拒否したのは千代田区」などと、事実に反する報道が行われたことは、甚だ遺憾であります。また、電話に出た区担当者が立ち寄りの時間を即座に答えられなかったことをもって、「いつ来て、いつ帰ったか分からない」と記載するなど、事実を曲解した記事となっています。このことについては、宿直の職員が立ち寄り時間を記録しており、区として把握しております。

港区公式ホームページ/陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について港区公式ホームページ/陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について

1 徒歩機動訓練に対する港区の対応
(1)日時 平成24年7月17日(火)午前0時ごろ
(2)概要 自衛隊員2名が、徒歩で港区役所本庁舎正面玄関前に到着し、
自衛隊側からの事前説明があったとおり、庁舎敷地内及び建物
内には入らず、直ちに徒歩で帰路につきました。
(3)区の対応 庁舎を開けるなどの対応は特に行いませんでした。
2 無線通信訓練に対する区の対応
(1)日時 平成24年7月17日(火)午前5時50分ごろ
(2)概要 自衛隊員2名が、自衛隊と区との事前打合せのとおり、徒歩で港区役所本庁舎東側夜間通用口に到着し、防災警戒待機宿直管
理職(課長級職員)の誘導により、訓練実施場所である庁舎屋
上まで案内し、訓練開始時刻まで、屋上にて待機してもらいま
した。
午前8時30分から訓練終了退去までの間は、防災課職員1
名が立ち会い、訓練終了後港区役所本庁舎東側夜間通用口まで
案内し、隊員は庁舎外に退去しました。

世田谷区 自衛隊災害対処訓練の報道について世田谷区 自衛隊災害対処訓練の報道について

区役所庁舎に立ち入っての訓練は17日早朝7時から実施するとの自衛隊からの連絡に基づき、隊員を受け入れ、対応職員を配置しました。

陸上自衛隊第1普通科連隊災害対処訓練に関する報道について 目黒区陸上自衛隊第1普通科連隊災害対処訓練に関する報道について 目黒区

目黒区では、今回の陸上自衛隊の訓練に際しては、区職員が直接立会いのもと、防災センターを訓練施設として提供したところであり、隊員の立入りを拒否した事実はありません。今後、今回の報道に対し、訂正記事の掲載等を要望することとしています。

新宿区:陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について新宿区:陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について

新宿区は区役所本庁舎屋上での通信訓練を了解し、当日区役所本庁舎に危機管理課長以下職員6名を待機させていたところです。新宿区は自衛隊員の区役所本庁舎への立ち入りを拒否したことはなく、貴紙の記事は事実とは全く異なる内容となっています。

7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について 中央区ホームページ7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について 中央区ホームページ

中央区がこうした要請を拒否した事実はなく、16日深夜の庁舎内への立ち入りを許可するとともに職員も立ち会うなど、訓練には全面的に協力したところです。

渋谷区/陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について渋谷区/陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について

本区が要請を拒否した事実はなく、また立ち会わなかった事実もありません。
本区では自衛隊の要請に基づき、17日早朝に実施の通信訓練について、自衛隊員の区防災センターでの受け入れ、区職員の立会いを行なっています。また16日夜間の参集訓練では、同様の協力を行う予定でしたが、自衛隊側の訓練計画変更により、区防災センターへの立ち入りおよび待機が行われなかったものです。

杉並区 区からのお知らせ – 自衛隊による統合防災演習新聞記事について杉並区 区からのお知らせ - 自衛隊による統合防災演習新聞記事について

7月23日(月曜)の産経新聞朝刊2面において、「7月16日夜から17日にかけて行われた陸上自衛隊による統合防災演習で、自衛隊側からの要請に対し、杉並区が庁舎への立ち入りを拒否した」と掲載されましたが、杉並区がこうした要請を拒否した事実はありません。また、区に対して宿泊の要請もありませんでした。

自衛隊災害対処訓練の新聞報道について|東京都北区自衛隊災害対処訓練の新聞報道について|東京都北区

北区はこのたびの訓練実施に際しては、協力しているものであり、区役所庁舎内への隊員の立ち入りを拒否した事実はありません。
 また、隊員の区役所立ち入りに際して、区職員が立ち会わなかった事実もありません。
 今回の自衛隊の訓練に際しましては、区と自衛隊が互いに連絡を取り合いながら進めてまいりました。

「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否+(1/4ページ) – MSN産経ニュース「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

 16日夜から17日午前にかけて行われた陸上自衛隊第1師団(東京都練馬区)の連絡要員の自衛隊員が23区に徒歩で出向き、被害状況や出動要請の有無などを確認する統合防災演習で、自衛隊側が23区に「隊員を区役所庁舎内に立ち入らせてほしい」と要請していたにもかかわらず、11区が拒否していたことが22日までの産経新聞の調べで分かった。区職員の立ち会いも要請していたが、7区の防災担当者は立ち会わなかった。要請を拒否した区には「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かした担当者もいた。(三枝玄太郎)

 隊員の立ち入りを認めなかったのは、千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北の11区。大半は「自衛隊から要請がなかった」と断った理由を説明した。

 防災担当職員が立ち会わなかったのは千代田▽中央▽港▽墨田▽世田谷▽渋谷▽中野の7区。各区とも「要請がなかった」と口をそろえる。千代田区の担当者は「いつ来て、いつ帰ったかは分からない」という。

 しかし、自衛隊は口頭で23区に(1)庁舎内に立ち入らせ、通信訓練を行う朝まで待機させてほしい(2)庁舎の駐車場を使わせてほしい(3)防災担当の職員に立ち会ってほしい-の3項目を要請していた。

 自衛隊の担当者は「区によって要請の中身は変えていない。お願いする立場なので強くは言わなかったし、文書は出さなかったが、確かに要請した」と話す。

 陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊の石井一将連隊長は16日、記者団に対し、全面的な協力を得られたのは7区で、残りは「休日で人がいない。庁舎内の立ち入りを断られた区もあった」と明かした。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm – 2012年7月23日 04:33 – ウェブ魚拓http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm - 2012年7月23日 04:33 - ウェブ魚拓
魚拓リスト – http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm魚拓リスト - http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm

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