尖閣諸島を日本政府が国有化した件で、中国では反日デモが起きて、暴徒化した中国人が日本車を破壊していますが、中国で販売されている「日本車」の大部分は日中合弁メーカーが中国で生産した「中国産」だそうです。
日本企業も襲撃されていますが、そうしたジャスコなどで働いているのは全て中国人だったりします。
また、青島ジャスコは地元学生への奨学金支給や緑化事業などの社会貢献をしていました。

まぁ、日本車に乗っていた中国人が中国人に暴行され重傷を負っていたり、日本以外の海外企業も襲われていたりします。
【反日デモの中国人が日本企業以外も襲撃 – Drole de sujet】

　報道によると、イタリアの広州領事館の車は１６日に襲撃されたほか、香港に本拠地を置くドラックストアのワトソンズ、ファーストフード店のマクドナルド、仏スーパーのカルフールがデモ参加者に店舗一部を破壊されるなど、日本資本ではない企業にも被害が出ているという。

今までも反日デモと称して、実際は生活苦を政府に批判するものだったり、中国人が生活での不満解消にデモを利用しているのですね。

ただ、今回の襲撃はデモではなくテロ行為です。被害を受けた日本に責任を負わせようという中国の対応は批判されなければなりません。

【レコードチャイナ：＜反日デモ＞壊した「日本車」、実は中国人が中国で作ったい…】

21日、尖閣諸島の領有権をめぐり中国各地で起きた反日デモで、「日本車」が暴徒化した参加者の標的となったが、中国で販売されている「日本車」の大部分は日中合弁メーカーが中国で生産した「中国産」だ。

【青島のイオン「復旧に３カ月」　反日デモ被害25億円　　：日本経済新聞】

　黄島店の従業員は550人だが、店長を含め全員が中国人だ。「彼らも中国のお客のために仕事をしてきた。それなのになぜ、こんな仕打ちを受けるのかと気落ちしている」と、中国人従業員に与えた心理的な影響の大きさに懸念を示した。

【時事ドットコム：反日デモで十数人拘束＝中国広東省】

１８日付の中国紙・南方都市報によると、広東省恵州市の警察は１７日までに、同市で１６日起きた反日デモに関連して十数人を拘束した。拘束者は日系スーパーのジャスコや米国系スーパーのウォルマート、日本車販売店を破壊しようとして警察に阻止されたという。
　拘束者のうち２人は拘留、残りは警告処分を受けた。恵州市は経済特区の深セン市の隣に位置している。