ここのところTwitterが色々と問題が起きていて、数日前の利用制限の問題が発端でTwitter以外のSNSを探す人が出始めている人が増えている感じらしいんですね。
気軽にSMSで日常のつぶやきを投稿したいのに~、Twitterが普通に表示されなくなっちゃって~APIの制限をイーロンがしてるみたいで~
という感じのTweetは見かけるのですが、わたしはというとTwitterにサブスクしているからか特に表示の制限で困ったことはなかったんですね。(2日位Tweetdeckが見られなくて困ったくらいです)
多くはTwitterに課金してない人が不満を持っているということなんだと思うんですが、数年前に広告が出始めてるときにも不満が出ていた層と被ってる気がしなくもない。
思えばTwitterのUIが変わったりおすすめがTLに流れ始めたり、Twitterに変化が起きるたびにTwitterはオワコンだとか騒動になり、マストドンに移動しようとかそういうムーブが起きたりしていました。
結果としてInstagramに移動した人はいるでしょうがマストドンは見る影もないですし、そもそも不満を言いつつもTwitterでつぶやき続けている人はたくさんいるわけです。
でも今回のTwitterの利用制限の騒動は、理由がスクレイピングへの対策だったとはいえ、利用者に相当の負担が生じており、そこに元FacebookのMetaが作った新SNS「Threads」の登場でThreads利用者が急増しているみたいですね。
このThreadsはログインにInstagramが必要なのですが、Instagram利用者が流れていると見るのですが、日本ではTwitterとInstagramは半々の利用数ですけど、世界的に見ればTwitterは5億5600万人でInstagramは20億人と圧倒的に利用者はInstagramのほうが多いのでね。
ザックバーグ曰く、Threadsは10億人の利用者になるまでマネタイズしない。つまり広告は出さないというコメントを自身のアカウントでしているようですが、数こそ力、そして収益に繋がるという戦略なのでしょう。
Threadsの使用感と感想
7月6日11時より開放されるということで、わたしもThreadsを早速使ってみたのですが、雰囲気的にはInstagramとさほど変わりないという感じですね。
ただし、今のところ検索機能はプロフィールだけ、ハッシュタグなどはない、投稿はスマホからしか出来ないといった現状の機能ですから、文字数が多いとかアップできるメディアが大きいと言っても、Twitterの代わりになるかというと怪しいです。
ただ、機能向上はどんどん行われるということらしいので使用感がついたと遜色なくなるようであれば、もっと利用者も増えそうな感じがします。
あわせて、巷には与謝野SNSとかいろいろなSNSの名前が出ていますが、ThreadsはそれらのSNSとは比べようがない大手の技術と資本力が期待できるので、流れを一気にThreadsが持っていくんじゃないのかなという感じはします。
Twitterの今後
とはいえ、Twitterがこのまま衰退してしまうかというと、それは別のお話で結局のところ今までのInstagramとの利用者層の違いのように棲み分けはされてしまうのではと考えます。
ThreadsでTwitterのように「お腹が空いた」とか普通のつぶやきを投稿するようになるかというとそれはないと思うんですね。
テレビ鑑賞のお供にThreadsが取って代わるにはPCでも使えるようにするとか、フォロワーだけのTLにするとか匿名文化になるとかそういうのがクリアされないとまず無理だと思います。
結局のところTwitterの代わりはないというのがわたしの感想で、イーロンには日本人がなぜTwitterを利用する人が多いのかということをもう一度再確認してもらいたいところですね。
そしてTwitterの中の問題は利用者に負担させないようにする。それだけはTwitterの代表として守って欲しい