日本将棋連盟会長、米長邦雄永世棋聖が18日午前7時18分、前立腺がんのため、東京都新宿区の東京女子医大病院で亡くなりました。69歳でした。
現役引退を決め、最後の対局にのぞむ米長邦雄永世九段=2003年12月12日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館
米長邦雄永世棋聖は長く現役を退いていましたが、今年1月には名人経験者として初めて公の場でコンピューターソフト「ボンクラーズ」と対戦し、破れはしたものの将棋の貢献のために様々な取り組みに積極的に参加されてました。
コンピューターソフト「ボンクラーズ」と対戦していた米長邦雄永世棋聖
われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る (米長邦雄永世棋聖)
後輩に別れ際にタクシー代を渡しました。千円札なので千別か。餞別って本当にそういうことなんですね。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) January 21, 2012
バカバカしい話に笑い転げました。「バカバカしくて、もう死んでしまいたいくらいだ。いや待てよ、死ぬ訳にはいかないのかも」。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) July 8, 2012
病人を見舞って帰りがけに「往生して下さい」と言った人あり。ひどいこと言うなあと思っていると「養生して下さい」の聞き間違いでした。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) July 19, 2012
NHK紅白に美輪明宏が初出場。ヨイトマケの唄が久し振りに聴けそうで、今から楽しみです。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) November 27, 2012
今日から師走。「しあわせっす」で締めくくりたいものです。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) December 1, 2012
Twitterでは、毎回お茶目なつぶやきで、みんなを和ませていました。
日本の政治を憂い、様々な事件に感心を持たれておいででした。
ご冥福をお祈りします。
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