ブラジル人eスポーツ選手ルーカス・ディアス選手が「レインボーシックス シージ」の大会で、日本のプロチームCAG OSAKAに敗れた後に、原爆投下に関するGIF画像をXに投稿して批判が殺到し、ディアス選手は原爆画像を削除・謝罪のポストを投稿していました。

ディアス選手の所属するチーム「Team Liquid」のスポンサーをしていたホンダはチーム側に「速やかに厳重抗議をした」と説明しており、この際にはディアス選手が当該投稿を削除した上で謝罪文を掲載したことや、「Team Liquid」側から再発防止策が示されたことを理由に、スポンサー契約は継続するとしていました。
しかし5月19日にホンダは「慎重に検討した」結果、契約を解除しました。理由としてディアス選手の投稿が「ホンダの『人間尊重』というフィロソフィーと相容れない」と説明しています。
ディアス選手の所属するチーム「Team Liquid」は謝罪とディアス選手の処分について説明しています。ホンダから契約解除されたことにも触れ、『この結果は遺憾ではありますが』としつつ『その決定を理解し尊重するとともに、6年間にわたり良きパートナーであり続けていただいたホンダモーターズに感謝申し上げます。地域社会の皆様、パートナーの皆様、そしてこの件を通して建設的に協力してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。高い水準を当社に求めていただき、誠にありがとうございます。私たちは、その期待に応えられるよう尽力してまいります。』と結んでいます。
この問題についてディアス選手は自身のXにて『GIF画像の使用は大きなミス』だったと説明しているのですが、このXのGIFを投稿する機能は文字を検索して選択する形で投稿出来るものであり、このGIF画像を出すためには相応の単語をいれる必要があります。
そのため単なるミスであるとするディアス選手や『一般的なキーワードを使って爆発GIF画像を検索し、自身の感情の激しさに合ったものを選んだ』と説明している「Team Liquid」の言い分は信憑性に欠けます。
彼らはチームのスポンサーを失ったこともそうですが、日本からの信頼も失ってしまいました。
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米ホンダがeスポーツ「Team Liquid」とのスポンサー契約解除。所属選手が原爆画像を投稿していた | ハフポスト WORLD
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