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では、美容室で治せるかというと、美容師にとってもかなり治すのは難しいです。
PPTというタンパク質を加水分解したトリートメントを用いても、完全には治せないでしょう。
パーマをかけたいなどというのはもってのほかで、
パーマ剤1液を付けるだけでダメージが進み、場合によっては髪が溶けたり切れたりしてしまいます。
CUTPLAZAでは、髪が溶けそうな状態になっていても、 髪を修復してビビリを改善し、 ケラチンカールとの組み合わせでカールをつけることも可能になりました。 そのトリートメントが『FixA・FixB・ViViRi』です。 |
まず、『溶けそうな髪』のサンプルを作らなくてはいけません。 ホワイトブリーチも可能な強いブリーチ剤を塗付しました。 |
一回目のブリーチ後の状態です。 まだ溶けるというようなレベルではありません。普通のダメージ毛での結果は面白くもありませんし、もっと痛ませることにします。 |
2回目は一晩寝かせてみました。 これにより、通常ではありえないほどの『スーパーダメージ毛』が完成しました。 毛先ほどチリチリにビビっており、髪同士がくっついてしまってクシで梳かせないほど絡まってしまいました。 触ると、髪は異常にべたべたになっており、コシが無くなってしまっています。 |
それでは、スーパーダメージ毛も完成しましたので、トリートメントの実験に移ります。 まず、ViViRiを全体に塗付します。ViViRiには髪の内部に錯体反応により、新たな架橋結合を形成させ、髪の毛の強度を上げ、ビビリ状態を真っ直ぐにさせる働きがあります。 その後軽くクシにてコーミング(梳かす)します。 続けてその上から、FixAを適量塗布し、やはりコーミングします。 FixAには、低分子量のケラチンとコラーゲンというタンパク質が配合されており、髪の中の失われたタンパク質に擬似的に結合し補給する事で、内部から髪を修復します。 このコーミングは、なじませる事と浸透させるために、とても重要な工程です。 その後20分放置しました。 |
そしてFixBをその上から塗付しコーミングします。 その後また20分放置しました。 FixBは、FixBにViViRiとFixAが髪の中に入ったのを、フライパンのフッ素加工のように、髪の表面に膜を作って入った成分が外に出にくくし、また外からのダメージから再度髪が痛むのを防ぎます。 |
一回目のトリートメント後の状態です。 まだ髪が縮れていますが、ハリコシは出てきました。引っ張ってもなかなか切れなくなっています。 しかし、このままではまだ改善されたとは言えません。 再度トリートメントをする事にします。 通常でもポーラス毛を治す際、2〜3回と繰り返し施術する必要があります。 それだけこの症状はかなりのダメージだという事です。 |
2回目トリートメント塗付時にてドライヤーで乾かした状態です。一回目では髪はかなり痛んでいたため、熱を加えるのは避けましたが、浸透を良くするのと、定着の向上のために、 それぞれのトリートメントを塗付する度に、ドライヤーの熱で乾燥させていきます。 自分の髪をセルフで行う際は大変でしょうが、毛先だけでもドライヤーの熱を当てて乾かしてあげた方が良さそうです。ただし、熱くさせすぎるのは避けましょう。ドライヤーを時々外しながら乾かすのがポイントです。 乾かしていくと、トリートメントが飴の様な色になり、髪にどんどん吸収されていくのが分かります。 |
2回目トリートメント後の状態です。 お湯で流す際、他のトリートメントは一切つけていませんし、ましてやアイロンも一切使用していません。ドライヤーで乾かしただけです。 上の『ポーラスヘアー』の時の縮れは治り、髪にもかなりツヤが出てきました。 髪自体のハリコシも出てきましたので、切れることは無くなるでしょう。 もう一度すれば、なお良いと思います。 しかしFixBのコーティング作用で若干のゴワツキが見られます。 ゴワツキといっても、髪をシットリさせる油分がこのトリートメントには入っていないので仕方が無いのです。 入っていたのでは、トリートメントの十分な効果が得られないためです。 その為、この後他のトリートメントでシットリさせるしかありません。 また、この後のヘアケアには、一般で売られているヘアケア剤を使ったのでは、元のポーラスヘアーに逆戻りです。 当店の販売している『レイラスシャンプー』や『KTシャンプー』の使用をお勧めします。 |
FixA・FixB・ViViRiのセットは販売を始めてから、かなりのお客様のご使用を頂いております。
最初はゴワツキがあることのクレームもありましたが、ViViRiの錯体作用による「髪の補強」、FixAによる「髪の補修」、FixBによる「髪の保護膜形成」をご説明することで、ご理解と満足感を得ていただけるようになったと思います。
さて、それでも「ゴワツキ感」の問題が解決しているわけではありません。
そこで今、更なる『手触り』と『ツヤ』を得られる【トリートメント】を2種類ご用意しています。
■ リクチクル
一つが【リクチクル】で、CMC(細胞膜複合体)という保湿成分とレシチンというタンパク質などを含んだトリートメントです。
このリクチクルは「シャンプー前」に塗布・放置してからシャンプーする方法があり、これによりトリートメントの効果を長持ちさせます。
また、髪の表面のキューティクルを張り合わせ、熱などのダメージから髪を守ります。
通常のトリートメント(※1)とは違い、殆どの成分(濃い)がトリートメント成分なので、効果はとても大きいです。
ちなみに集中トリートメントとしての効果は約1週間。
ソフトワックスとしても使用できます。
■ ナノアミノ ミスト
もう一つが、【ナノアミノ ミスト】で、こちらもCMC(細胞膜複合体)という保湿成分を含み、その仕上がりはツルツル・サラサラです。
単品でもかまいませんが、ダメージが激しい場合リクチクルとの併用をおすすめします。
主に、ドライヤーで乾かす前や寝る前の「洗い流さないトリートメント」として使用します。
髪の水分を保つ手助けをし、感想毛・クセ毛にも最適です。
※1
通常、一般のお店で売られているシャンプーやトリートメント、スタイリング剤には「シリコーン」などの油が含まれており、その「手触りの良さ」に慣れてしまっているのです。
シリコーンで得るのは「髪のツヤのみ」で、髪の内部は補修される事はありません。
また、パーマやカラーリングの妨げにもなる場合があります。
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