全国的に今季2度目となるインフルエンザの再流行の兆しが出ています。東京都では、2026年1月29日に今季2度目となる「インフルエンザ流行注意報」が発表されました。1シーズンに2回注意報が出るのは、2008〜09年シーズン以来17年ぶりのことです。1

現状の流行状況(2026年2月時点)
- 第1波(2025年秋): 例年より大幅に早く流行が始まり、11月には警報レベルまで拡大しました。
- 第2波(2026年1月〜現在): いったん落ち着いた流行が1月中旬から再び急増。福島県や名古屋市などでも、今季2度目の「警報レベル」に達しています。
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今回の流行の特徴
- B型へのシフト: 秋の第1波は「A型」が中心でしたが、現在は「B型」の患者が急増しています。2
- 再感染の発生: A型とB型が入れ替わるように流行しているため、短期間に「A型のあとにB型にかかる」といった、1シーズンで2回感染するケースも報告されています。
- 若年層の感染: 患者の約8〜9割が10代以下に集中しており、受験シーズンと重なっているため、学校等での感染拡大が強く懸念されています。
対策と注意点
専門家はB型の流行に対し、こまめな手洗いや人混みでのマスク着用、室内の加湿を改めて推奨しています。特にB型は、発熱に加えて下痢や腹痛などの消化器症状を伴う場合があり、胃腸炎と見分けがつきにくいこともあるため注意が必要です。3
「B型」を意識した体調管理
今回の再流行はB型が主流です。A型よりも潜伏期間がやや長く、熱が下がりにくい傾向があります。
- お腹の症状に注意
B型は下痢や腹痛を伴いやすいのが特徴です。ただの胃腸炎と思わず、周囲に流行がある場合は早めに検査を検討してください。 - 「A型にかかったから安心」は禁物
型が違うと免疫が働かないため、11〜12月に感染した人も「二度目の感染」を想定した予防を継続してください。
ウイルスを「入れない・出さない」4
- 正しい手洗いと消毒
帰宅時や食事前は、石鹸で30秒以上洗うか、厚生労働省が推奨するアルコール消毒を徹底しましょう。 - 湿度50〜60%のキープ
空気が乾燥すると喉の防御機能が低下します。加湿器や濡れタオルを活用してください。 - 人混みでのマスク
受験シーズンでもあり、特に屋内や電車内では不織布マスクの着用が効果的です。
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家庭内・職場での感染拡大防止5
- 定期的な換気: 寒い時期ですが、1時間に1〜2回、数分間窓を開けるだけでウイルスの密度を下げられます。
- 共有部分の除菌: ドアノブやスイッチなど、家族が触れる場所をこまめに拭き取りましょう。
医療機関の受診タイミング
発熱から12時間未満だと検査で陰性になることがありますが、日本小児科学会などのガイドラインでは、ぐったりしている、水分が摂れないなどの場合は早めの受診を勧めています。
こどもの救急(ONLINE-QQ)
https://kodomo-qq.jp/index.php
「こどもの救急(ONLINE-QQ)」は、生後1カ月〜6歳までのお子さんを対象に、夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうかの判断の目安を提供するウェブサイトです。厚生労働省研究班/公益社団法人日本小児科学会により監修されています。
こどもの救急ウェブサイトの使い方
- いちばん左のメニューから、お子さんの気になる症状(発熱、けいれん、せき、腹痛、発疹など)を選んでクリックします。
- 症状と当てはまる項目を選択することで、病院へ行くべきか、自宅で様子を見るべきかの目安が表示されます。
大切なこと
- こどもの救急のサイトはあくまで判断の目安を提供するものであり、病院を受診するかどうかの最終的な判断は保護者ご自身で行ってください。
- 意識がおかしい、けいれん、呼吸困難などの緊急性の高い症状の場合は、迷わず救急車を呼ぶ必要があります。
- 判断に迷う場合や、詳しいアドバイスが必要な場合は、「子ども医療電話相談(#8000)」を利用することもできます。小児科医師や看護師が症状に応じた対処法や受診すべき病院を案内してくれます。