AERA「中道、もはや分裂必至か」に公明党「取材を受けてない。フェイクニュース」と反論

AERA「中道、もはや分裂必至か」に公明党「取材を受けてない。フェイクニュース」と反論

AERAは2026年2月の衆院選での惨敗を受け、中道改革連合内で「旧立憲民主党」と「旧公明党」の間に深刻な亀裂が生じていると報じました。1
旧立憲側は「公明と組む意義がない」と考え、旧公明側も不満を募らせているとし、政党としての維持が困難(分裂は避けられない)という論調でした。

これに対し、公明党の参議院トップである谷合正明氏は自身のTwitter(現X)で、以下の2点を強く訴えました。

公明党執行部の谷合正明氏の反論

  • 取材の事実がない
    記事に登場する関係者は、誰一人としてAERA側の取材を受けていない。
  • 内容の否定
    記事に書かれているような不協和音や分裂の動きは、事実無根であるというスタンスです。
AERA「中道、もはや分裂必至か」に公明党「取材を受けてない。フェイクニュース」と反論
AERA「中道、もはや分裂必至か」に公明党「取材を受けてない。フェイクニュース」と反論

公明党執行部のポスト

しかし私(参議院会長・広報委員長)が、参議院公明党所属の21名全員に直接確認したところ、誰一人として当該記事の取材を受けておりませんでした。これは厳然たる事実です。 さらに、党の見解は、昨日2月9日に発出した公明党の正式声明の通りであり、この記事にあるような発言・認識は一切ありません。 よって、本記事に記された「A氏」は実在しない人物の発言であり、上記発言とされる内容は、中道を分断しかねないものであるだけでなく、そもそも取材もしておらず、架空の発言を作り上げたものであり、悪質と言わざるを得ません。厳重に抗議いたします。

Xユーザーの谷合正明・公明党参議院会長さん: / X
https://x.com/masaaki_taniai/status/2021208865082409346

この対立から見える背景

  • 情報戦の激化
    選挙直後の混乱期には、各メディアから「党内対立」や「再編」の憶測記事が出やすくなります。公明党としては、参院選(2025年実施済み、または今後の地方選)への影響を最小限にするため、こうした「不仲説」を公式に打ち消す必要があったと考えられます。
  • 公明党の結束アピール
    衆院選で議席を減らした直後だからこそ、党の幹部が表に出て「党内は一枚岩である」と強調することで、支持母体である創価学会や支持層の動揺を抑える狙いがあります。

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そもそも公明党は中道改革連合から離脱するのか

結論から言うと、今現在、公明党が「中道改革連合」から離脱するという公式な決定や動きは確認されていません。

むしろ、公明党の衆議院議員たちは2026年1月に立憲民主党の一部議員らと共に新党「中道改革連合」を結成しており、現在の公明党本体(参議院議員・地方議員)はこの新党を全面的に支援する立場にあります。2

現在の勢力図と状況3

  • 新党結成の経緯: 2025年10月に自公連立政権が解消された後、2026年1月に公明党と立憲民主党の衆議院議員が中心となり「中道改革連合」を結成しました。
  • 公明党の体制: 公明党本体は参議院議員や地方議員が残る形で存続しており、衆議院議員たちが参加した「中道改革連合」を支援する二段構えの体制をとっています。
  • 衆院選の結果と辞任: 2026年2月8日投開票の衆議院選挙で、中道改革連合は49議席と大幅に議席を減らし惨敗しました。これを受け、共同代表を務める斉藤鉄夫氏(公明出身)と野田佳彦氏(立憲出身)は代表辞任を表明しています。

今後の懸念点

選挙での歴史的大敗を受け、党内からは立憲出身者と公明出身者の足並みの乱れを指摘する声も上がっています。4 5
中道改革連合の泉健太氏(立憲民主党元代表)は立民が公明党と新党を結成して臨んだ衆院選で大敗したことを受け「ふざけるな、自分たちの党を大事にしろよというのが第一にある」と発言しています。6

  • 代表選の動き
    2月12日告示の代表選では、旧立憲系の泉健太氏や小川淳也氏の名前が挙がる一方、公明出身議員は立候補しない見通しと報じられています。
  • 連携の意義
    「中道で一緒にやっていく意義はない」といった厳しい批判もあり、今後の党の存続や協力体制については予断を許さない状況ですが、現時点で「離脱」という具体的な方針は示されていません。

現状の構図は

メディア側が描く「空中分解ストーリー」に対し、公明党執行部が「フェイクニュースである」と正面から反論し、火消しを図っているという構図です。

今後、2月12日から始まる代表選の動向(旧公明系がどのような役割を担うか)が、谷合氏の言う「結束」が本物かどうかを見極める重要な指標となります。

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AERAの過去の問題事例

  • ダレノガレ明美氏への虚偽報道 (2020年) 7
    AERA dot.が「タレントのダレノガレ明美氏が薬物使用の疑いで厚生労働省麻薬取締部の捜査対象になっている」という趣旨の記事を掲載しました。これに対し本人が強く否定し、鑑定結果を公表するなどして抗議。最終的にAERA dot.側が「事実無根」と認め、本人に直接謝罪しました。
  • 「バ美肉」に関するミスリーディングな記事 (2021年) 8
    VR空間での活動(バ美肉)に関する記事について、NPO法人バーチャルライツから「事実に基づかない、または事実が確定していない状態での誤解を招く内容」であると指摘を受けました。その後、編集部から再発防止に向けた回答が出されています。
  • 宮崎口蹄疫に関する誤報 (2010年) 9
    宮崎県で発生した口蹄疫に関連し、ブランド牛の定義について事実と異なる内容を掲載しました。これについても後に訂正とお詫びを出しています。

AERAの記事に対する指摘の傾向

AERAの政治・社会記事に対しては、以下のような批判がしばしば寄せられます。

  • 「関係者の声」の信憑性
    今回の谷合氏の指摘と同様に、「党関係者」「政府関係者」といった匿名ソースを多用し、特定の政治的対立を強調する手法が「書き手の推測ではないか」と疑問視されることがあります。
  • センセーショナルな見出し
    読者の関心を引くために、「分裂必至」「解散か」といった過激な見出しをつける傾向(センセーショナリズム)が指摘されており、これが実態との乖離を生む一因となっています。

今回の谷合氏の「誰一人、取材を受けていない」という発言は、こうした「取材を伴わない、あるいは特定の方向性に沿った憶測記事」に対する不信感が背景にあるといえます。10

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  1. 「中道で一緒にやっていく意義はない」 “負け組”立憲民主と“勝ち組”公明、もはや分裂必至か | AERA DIGITAL(アエラデジタル) ↩︎
  2. Xユーザーの竹谷とし子「中道」と共に公明党参議院議員 東京さん: 「中道改革の大きな流れを。 石井啓一元代表から」 / X ↩︎
  3. 中道49議席の現実 – くにまさ直記(クニマサナオキ) | 選挙ドットコム ↩︎
  4. 中道改革連合 代表選めぐり泉健太氏や小川淳也氏を推す声 公明党出身議員は立候補しない見通し 12日告示・13日投開票予定 | TBS NEWS DIG ↩︎
  5. 惨敗した中道、立憲側から不満の声 「バラバラだ」比例名簿に批判も [衆院選(衆議院選挙)2026][中道改革連合]:朝日新聞 ↩︎
  6. 中道改革連合・泉健太氏「自分たちの党を大事に」 新党結党過程を批判 – 日本経済新聞 ↩︎
  7. ダレノガレ明美に「AERA dot.」が直接謝罪へ 虚偽報道の原因「何時間かかってでも聞きます」 – スポニチ Sponichi Annex 芸能 ↩︎
  8. NPO法人バーチャルライツ – AERA dot. からの回答 ↩︎
  9. 朝日新聞出版「AERA」掲載文の訂正とお詫びについて | 神戸ビーフ・神戸肉流通推進協議会 ↩︎
  10. ↩︎