民主党の小沢一郎元代表、支持グループ議員と共に離党届を提出

民主党の小沢一郎元代表は2日、野田佳彦首相の消費税増税方針に反対して、支持グループ議員と共に離党届を提出しました。
小沢支持グループ議員で離党届を提出したのは衆院38人、参院12人の計50人とのことです。
民主党は野田佳彦首相が出席した役員会で、小沢氏らを慰留しない方針とみられることから、離党届提出を踏まえ除籍(除名)処分とする見通しです。

小沢一郎元代表は「新党立ち上げを視野に入れ離党する」と述べており、民主党が小沢氏ら離党届を出した議員らを除籍した場合、今後新党結成する事になるのでしょう。
さらには、民主党ができたような経緯で、いろんな党が合流するということも模索するのでしょうか。

民主党が除籍(除名)処分をするかという話ですが、わざわざ自民党と公明党に増税法案の協力を取り付けたのですから、増税反対をしていた小沢一郎元代表が離党と新党結成を示唆した問題の責任を取るよう自民党から求められていたので、除籍しないわけにはいかないかもしれません。
無論、今度は自民党らから解散総選挙を求められているので、除籍をしないとか解散に応じないというのもありえます。

さて、今回の離党後の主要政策が『反増税・脱原発』とのことですが、2006年頃は原発推進派であったという話や、『日本改造計画』では消費税の10%への引き上げと所得税の半減が持論であったということですから、いつもながら言質がコロコロ変わるのは小沢一郎元代表らしいと思いました。

民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表を支持するグループ幹部の山岡賢次衆院議員は2日午後、離党届の提出者を52人から50人に訂正したとのことですが、50人という離党届提出者人数も、今まで言われていた小沢グループから考えたら少ないですね。

小沢一郎元代表の和子夫人が支援者に当てた手紙というのが週刊文春から出て話題になっていましたが、解散総選挙など今後選挙があったとしても小沢一郎元代表らに支持があるのか注目されます。
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