2月8日に行われた2026年衆議院選挙の開票結果は、自民党の歴史的な大勝という一言に集約されます。
NHKの開票結果によると、自民党は316議席を獲得し衆議院(定数465)のうち単独で3分の2(310議席)を超える勢力となりました。これは参議院で法案が否決された場合でも、衆議院で再可決できる水準であり、政権運営において極めて強い権限を持つことを意味します。与党内の調整だけで重要法案を成立させることが可能な状況です。1

一方で、立憲民主党や公明党を中心とした「中道」勢力は49議席にとどまり、大幅に議席を減らしました。選挙前と比べて発言力は大きく低下し、国会内で政府・与党をチェックする役割は弱まる結果となりました。野党第一勢力としての存在感も後退し、今後は路線の見直しや再編を迫られる可能性があります。
また、既存の主要政党が議席を落とす一方で、比較的新しい政党や小規模政党の中には議席を伸ばしたところもあり、有権者の一部が従来の与野党構図とは異なる選択をしたこともうかがえます。ただし、全体としては自民党の圧倒的優位が際立つ結果となりました。
この選挙結果により、今後の国会では、政策決定のスピードが上がる一方で、権力集中への懸念や、野党のチェック機能低下をどう補うかが大きな課題になります。2026年衆院選は、日本の政治が「安定」と「緊張感の低下」という両面を同時に抱え込む転換点となった選挙だと言えるでしょう。
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2026年衆議院選挙 開票結果のポイント
自民党が圧勝
- 自民党が316議席を獲得し、衆議院(定数465)の単独で3分の2超(約68%)を確保しました。
これは非常に強力な議席数で、参議院で否決された法案の再可決にも必要なライン(310議席)を上回る数字です。 - この316議席という数字は、自民党が結党以来、戦後最多となる記録的な勝利です。
中道改革連合(旧立憲・公明連合)は大敗
- 立憲民主党+公明党などが結成した「中道改革連合」は、49議席しか獲得できませんでした。
- 公示前(選挙前)には約172議席を持っていた中道勢力が、123議席も失う大幅な惨敗です。
- これにより中道野党は議席規模が大きく縮小し、今後の国会で発言力が大きく弱まる見通しです。
中道としては 172議席が49議席 になったのですが
元の公明と立憲で換算し直すと
公明 24 → 28
立憲 148 → 21
となり立憲が120議席以上吹き飛んでしまった結果になります。
そもそもこの中道改革連合って、立憲が公明だよりの政党作ってしまった結果だと思います。
元々リベラル左派だった立憲が、それらをすべて捨てた時点で、自分たちの支援者がいなくなったとも読み取れます。
その他の勢力の動き
参政党:公示前の2議席から議席を伸ばして約15議席へ増加。
チームみらい:初めて衆議院議席を獲得し、約11議席に。
共産党・れいわ新選組などは議席を減らす傾向。
この結果が意味すること
法案成立の力が強まる
自民党が単独で3分の2を握ったことで、参議院で否決された法案を衆議院の再可決で通して成立させることが可能になります。これは政策実行力の強化を意味します。
野党の力が低下
中道野党が大幅に議席を失ったため、今後の国会で政府の政策に対する抵抗力やチェック機能が弱まる可能性があります。
政治の勢力図が大きく変動
● 自民が圧勝 → 政権基盤が安定
●維新の会 → 議席を一定数確保 → 与党勢力として存在感
● 中道が大敗 → 野党再編の可能性
● 第三勢力が一定数議席確保 → 新たな政治プレーヤーの登場
今後、政策方針や国の方向性(経済、社会保障、外交など)が大きく動く可能性があります。
投票率
投票率は 約56.26%2
※雪などの天候が心配されたものの、前回よりわずかに上回る投票率となりました。
自民党圧勝になった理由
正直今回の自民党が大躍進した理由は色々言われていますが、中国の薛剣駐大阪総領事が、高市早苗首相の台湾有事に関する発言を引用し、自身のX(旧Twitter)アカウントに過激な投稿をしたことで、一気に中国に対する危機度が増した3 結果というのもあるように感じます。

結果として中国の反発が起こり企業なども中国リスクが問題となりました。中国人観光客が大幅に減ったために、中国に依存していた店舗は大変なようですが、そもそも今までも中国リスクで様々な悪影響が起きていたのですから、もう中国だけに頼る経営は止めるべきです。
レアアースの対日規制も、日本独自の南鳥島周辺のレアアース泥試験採掘への動きに繋がりました。4中国はその後対日輸出を複数許可した5そうですが、日本は独自の供給の確保の投資は続けるべきでしょう。
こうした虫国に頼らない政策は、今回の自民党大勝でやりやすくなったでしょう。
一方で、今までのような不祥事に自民党がならないように気を引き締めて欲しいです。
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今回注目の出来事
中道の大御所議員の落選
オール沖縄全敗で全て自民に
沖縄の選挙区では名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力の候補が全敗した。6
自民候補が沖縄の四つの選挙区全て当選を確実にしました。
オール沖縄は沖縄で最大の政治決戦となる秋の知事選に向け大きな痛手となった。7
れいわ壊滅(一人まぐれ当選)
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- 【開票結果】 衆議院選挙2026 自民党は316議席獲得 単独で3分の2超 中道は49議席 参政党・みらいは2桁に | NHKニュース | 衆議院選挙、選挙、衆議院 ↩︎
- 衆院選投票率56.26%=降雪の影響は限定的【2026衆院選】 | nippon.com ↩︎
- 中国の大阪総領事「その汚い首は斬ってやるしかない」 高市首相の台湾有事巡る答弁に投稿 – 産経ニュース ↩︎
- 南鳥島周辺のレアアース泥試験採掘へ供給網の多様化へ確かな一歩 | お知らせ | ニュース | 自由民主党 ↩︎
- 中国、規制後に対日輸出許可 レアアース調達で依存脱却警戒(共同通信) – Yahoo!ニュース ↩︎
- 「オール沖縄」衆院選4選挙区 初の全敗で最大の危機 玉城デニー知事「認識不足」 – 産経ニュース ↩︎
- 沖縄県で自民が4選挙区全勝 現行制度で初 「オール沖縄」はゼロに | 毎日新聞 ↩︎