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「プレゼント未発送事件」の秋田書店、毎日新聞「不正訴えた女性社員の解雇」の否定や擁護者登場でカオス祭り

消費者庁は20日、出版社の秋田書店が雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、景品表示法違反(有利誤認)で再発防止などを求める措置命令を出しました。
また、「秋田書店のプレゼント未発送事件」について毎日新聞は21日、『社内で不正をやめるよう訴えた景品担当の女性社員(28)が「プレゼントを窃取した」などとして懲戒解雇されていた』と報じたところ、この毎日新聞の報道に秋田書店は『この記事は弊社への取材も一切おこなわれず一方的に元社員の言い分を掲載した』と主張し、『解雇の理由は、元社員が賞品をほしいままに不法に窃取したことによるものです。また、元社員は業務上ではなく、私傷病による休職』であったと否定しています。
しかしながら、20日の報道でNHKでは『秋田書店は「読者プレゼントの商品はかつて、メーカーから無料でもらえていたが、最近はそうでなくなり、経費が足りずに当せん者数だけを水増ししてしまった。命令を真面目に受け止め、社員一丸となって再発防止に取り組んでいきたい」』、読売新聞に『同書店は「かつておもちゃメーカーなどから無償で提供してもらっていた景品が不況で減ったことから、やってしまった。申し訳ない」としている』『秋田書店は「管理体制の強化を図り、再発防止に取り組む」』とコメントを発表しており、「雑誌の読者プレゼントで当選者数を水増ししていた問題」自体は認めている形になります。

「プレゼント未発送事件」の秋田書店、毎日新聞「不正訴えた女性社員の解雇」の否定や擁護者登場でカオス祭り

「プレゼント未発送事件」の秋田書店、毎日新聞「不正訴えた女性社員の解雇」の否定や擁護者登場でカオス祭り

「プレゼント未発送事件」の秋田書店、毎日新聞「不正訴えた女性社員の解雇」の否定や擁護者登場でカオス祭り

「プレゼント未発送事件」の秋田書店、毎日新聞「不正訴えた女性社員の解雇」の否定や擁護者登場でカオス祭り

秋田書店の社告によれば『解雇の理由は、元社員が賞品をほしいままに不法に窃取したことによるものです。また、元社員は業務上ではなく、私傷病による休職』という見解ですが、そもそも社内で不正をやめるよう訴えた景品担当の女性社員(28)やユニオンは仕事を理由とした病気の発症で休職中に解雇するのは無効と主張し、「組織的不正」として景品表示法違反(有利誤認)で秋田書店に措置命令を出した消費者庁の調査で主張が裏付けられた形として解雇撤回を求めて提訴しています。
どちらの主張が正しいかは結果を待つしかないのですが、なにやら外野のマイクパフォーマンスが飛び交う奇妙な状況が繰り広げられています。

「秋田書店のプレゼント未発送事件」について謎の税理士ソースを理由に『景品納めてた会社の領収証』が存在し、女性が横流し行為をしていたと秋田書店を擁護する人がTwitterで告発しましたが、そもそも税理士は法律で守秘義務を守らなければならないわけで、さらなる燃料投下で燃え盛っております。

本来の「秋田書店のプレゼント未発送事件」の件に話を戻すと、読者がプレゼント当選を期待していた夢を裏切る行為について秋田書店が消費者庁に怒られた話に留まらず、他の出版会社などのプレゼント企画にまで疑いの目を向けられかねないという残念な行為であるわけです。
会社としての保身を守るのは結構ですが、秋田書店におかれましては、本を売る前に読者に夢と感動を提供する側であることを再認識することが先決ではないかと思います。
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