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アルジェリア人質事件で毎日新聞論説委員『「○人」では世の中を動かす力が弱い。匿名が当たり前の世の中は、危うい』

毎日新聞の論説委員福本容子さんは、毎日新聞の中でアルジェリア人質事件で日本政府が実名を発表しなかったと「発信箱:日本人だけ「○人」?」というコラムを寄せており、その中で人質事件のあった天然ガス施設スコットランド出身の男性が生還した折に彼の証言がイギリスなど海外では早い段階から報道されたと語っています。また、イギリス人で最初に死亡が確認された被害者についても政府経由で母親の言葉とともに公表され、。アメリカでは、国務省の報道官が犠牲者3人の名前を挙げ、大統領の哀悼メッセージを読み上げたとしています。

「それ、遺族の前でも言えるの?」・・・でも、これだけ感覚がズレていると言いかねないから困る

アルジェリア人質事件で毎日新聞論説委員『「○人」では世の中を動かす力が弱い。匿名が当たり前の世の中は、危うい』
それをふまえて『日本では、「7人」「10人」といった数字ばかり。やっと名前や遺族のことばが報道され始めたけれど、政府も、襲撃に遭った人たちが働いていた日揮も、名前などかたくなに伏せ続けた。』と日本の報道のあり方を語り、『人の顔が見え、肉声が聞こえる報道があって、暴力への怒りとか、政府の対応への疑問とか、とてつもない苦痛を味わった人への思いが具体的に湧く。全容解明につながることもある。信頼されるメディアがあってこその話だし、遺族や本人の気持ちを大切にするのは当然だけど、日本では今回に限らず、「心情を配慮」「個人情報の保護」を理由に、事実や背景が閉じこめられている気がしてならない。』と、実名報道されなかったことについて感想を述べています。

この中で今回の実名報道が問題な理由で気になるのがあって、
このコラムの中で『信頼されるメディアがあってこその話だし』とありますが、

日本には信頼されるメディアはありません。

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