メルセデス・ベンツがYouTubeに光学迷彩のように背景に消えてしまう車を開発した動画を公開しています。
光学迷彩とは攻殻機動隊というアニメに出てくるカメレオンのように周りの風景に同化して見えなくする装置の総称であり、ハリーポッターにて透明マントでの描写が一番近いものとなっています。
最近では米軍が光学迷彩のような技術を開発しているとされていますが、そちらは背景の風景をプロジェクター(投影機)によって対象に映すことで実現していました。
今回のメルセデス・ベンツが制作した光学迷彩搭載の「消える車」は背景の風景をカメラで撮影したものを、反対側のサイド面に配置されたLEDで作られた画面に風景を写すことで背景に溶けこむことが可能になっています。
今のところ、見せる面と背景を撮影する面の2面での形が光学迷彩の技術としては限界なのかもしれませんね。
まぁ、実際全面消える車が走るというのは危険でしょうし、軍事目的以外で光学迷彩も必要ありませんものね。
Invisible Mercedes
攻殻機動隊 S.A.C. ねんどろいど タチコマ (ノンスケールABS塗装済み可動モデル)
【透明になって見えなくなる自動車をメルセデスベンツが開発、まるで光学迷彩 – GIGAZINE】
【光学迷彩 – 東京大学 Optical Camouflage】
【ハリポタの透明マントは実現可能? 米研究チームが新素材を発明 国際ニュース : AFPBB News】