７人組アイドルグループ「FUJI★7GIRLs」が撮影中の事故で全員が全身やけどなどの怪我をしたため一時活動停止しています。
メンバーの一人鈴木咲さんがTwitterで髪がボロボロになったり、 全身に外的要因による色々な症状が出ていてライブをお休みするとツイートしていましたが詳細がわからず、「怖い」「かわいそう」「撮影で爆破でもしたのか」「全身やけどか」と容態を気遣う声が挙がるとともに、その後「FUJI★7GIRLs」の公式サイトが削除されたりTwitterやブログの停止がされるなど、ネットでは不安視する声もありました。
「FUJI★7GIRLs」は、パチンコ・パチスロメーカー「藤商事」のプロモーションガールで「プラチナムプロダクション」所属の7人組アイドルグループ。

所属事務所「プラチナムプロダクション」の４日付の発表では 『この度、所属タレントの（鈴木咲、黒沢美怜、桜子、馬越幸子、矢野清香、沢口けいこ、横川ユカ）がFUJI★7GIRLsの撮影中にケガをする事態が発生致しました。』としていましたが、藤商事の５日付の発表では『弊社の委託した制作会社による撮影において、演出の一部で用いたセメントが原因で皮膚疾患等を発症する事態が発生いたしました。』と説明しています。

セメントは一般的に、水に溶いた状態では化学反応により水酸化カルシウムが発生して、PHが12.5～13.0と強アルカリ性であり、これが皮膚に付着した場合、素早く完全に洗い流さないと、炎症や出血を引き起こすセメント皮膚炎や、アレルギー性の皮膚炎になる可能性があり、固まっていない湿ったセメントが目についた場合には失明の危険性があります。

セメントがどのぐらいの強アルカリ性なのかというと、美容室で使われるパーマの１剤で強くてもPH9.6程度です。ヘアカラーリング剤やブリーチ剤でも混ぜた状態でpHが8.0～11.5ぐらいです。
セメントはそれよりも強いアルカリ性であり、例えるなら成分は違いますが髪の毛を溶かすパイプクリーナーがPH13.5以上だそうです。

鈴木咲さんが髪がボロボロになってタワシみたいになったり、キューティクルなくなってブラシも通らなくなったそうですが、キューティクルどころかタンパク質が膨潤させられて組織が壊れた状態になっていたとみられます。

髪の毛が長かった頃の鈴木咲さん

今回の事故により、鈴木咲さんは「教育的指導!!せんせ～しょん’s」の活動も休止、沢口けいこさんらprediaとしても活動しているメンバーも活動休止、矢野清香さんは１１月１７日にソフマップモバイル館で予定されていた「清ら香」のDVD発売記念イベントも中止となり、活動休止が長期に渡る状況とみられています。

今回の事故は、責任者がセメントの危険性を知らずに泥などの代わりに使用したという安全確認されていなかった事と、全身に火傷を負わせて所属タレントを長期間仕事できなくさせたということと、それらの事故をなかなか公に発表していなかったことは問題でしたね。

ちなみに所属事務所のプラチナムプロダクションに在籍している芸能人では、自殺した上原美優さんや、ペニオク詐欺事件に関連した騒動で謝罪した東原亜希さんや菜々緒さんが在籍しています。
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