朝日新聞に芸人のマキタスポーツさんの記事が載っており、その中で今のJ-POPの歌詞は似たような単語やフレーズが多いそうで、例として「好き」「愛して」「抱きしめて」「忘れない」「会いたい」という言葉があります。
マキタスポーツさんは以前金スマにて、ヒット曲の法則に基づき、コード進行・「翼」「扉」「奇跡」「桜」単語を歌詞・楽曲構成をした「十年目のプロポーズ」の話も出ています。
好き | 18317件 |
傷 | 14750件 |
瞳 | 12775件 |
信じて | 10360件 |
愛して | 8103件 |
抱きしめて | 6703件 |
忘れない | 6213件 |
一緒に | 6138件 |
運命 | 5989件 |
奇跡 | 3764件 |
扉 | 3278件 |
魔法 | 2575件 |
会いたい | 2570件 |
横顔 | 2424件 |
秘密 | 2325件 |
切ない | 2268件 |
桜 | 2047件 |
そばにいて | 1885件 |
ありのまま | 1349件 |
歩き出す | 1103件 |
手を伸ばし | 1063件 |
強くなる | 847件 |
空の向こう | 412件 |
立ち向かう | 348件 |
どこにいるの | 336件 |
一緒に歩 | 282件 |
君らしく | 255件 |
引き裂く | 162件 |
(【歌詞検索サービス 歌ネット】 の歌詞検索調べ)
少し独自に調べてみましたが、「傷」を負いすぎていたり、「横顔」を見つめすぎてもいるようですね。
日本語の言い回しというよりも、西野カナさんの歌のように「会いたい」といった単語を、そのまま使っている歌が多いのかもしれませんね。
【朝日新聞デジタル:Jポップ歌詞、瞳閉じすぎ? 目立つ紋切り型に批判も – 音楽 – 映画・音楽・芸能】
「信じてる」「翼広げ」「そばにいて」……。あれ、このフレーズ、どこかで聞いたような。最近、紋切り型のJポップ歌詞が増えている気がしませんか?
先月、都内であった芸人マキタスポーツさんのライブ。尾崎豊「15の夜」風の曲に乗せ、バイクを盗まれた男の悲哀を熱唱すると、観客席に爆笑が起こった。
そんなマキタさんの自信作が、昨年発売した「十年目のプロポーズ」だ。
「強がりや 弱虫も 僕が全部 受け止めるから/大丈夫だから さあ 翼広げよう」
長年の研究で突き止めた「ヒット曲の法則」を元に、「キセキ」「桜舞い散る」「扉を叩(たた)こう」など、Jポップの定番フレーズを随所にちりばめた。
法則が的中したのか、曲は配信ランキングの上位に。マキタさんは「皮肉半分、からかい半分。手品の種明かしのようなものですね。表現者の手の内を知り、監視するような目つきで見た方がいい」と語る。
ネット上には「翼広げ過ぎ」「瞳閉じ過ぎ」と、紋切り型歌詞への批判が渦巻く。「今度いつ会えるかな」「胸が痛いよ」といった、ありふれたフレーズ満載の歌詞が自動的に生成される「J―POPジェネレータ」なるサイトが評判を呼んだこともある。
【不思議な水(あきらめないで): 【マキタスポーツ「金スマ」にてヒット曲の法則を披露】
十年目のプロポーズ/マキタ学級
西野カナ – 【会いたくて 会いたくて】 live