東京都三鷹市井の頭の路上で8日午後4時55分ごろ、「若い女性が刺されている」と近くの住民から通報がありました。被害にあったのは近所に住む私立高校3年の女子高生鈴木沙彩さん(18)で、刃物で首や腹などを刺されており、およそ2時間後に搬送された病院で死亡が確認されました。
報道では当初「年齢が30歳から40歳くらい、身長が1メートル75センチくらいで、黒の上下に紫色のターバンの様な物を巻いた男が走り去った」と報じており、警視庁で行方を捜査していましたが、およそ1時間半後に三鷹市内で体に血の付いた男を見つけ、職務質問をしたところ「私がやりました。間違いありません」と話したということで、殺人未遂の疑いで池永・チャールス・トーマス容疑者(21)を逮捕しました。
近くの路上で脱ぎ捨てたとみられる血のついた衣服が見つかり、ナイフも逃げる際に捨てたと供述しているとのことです。
「鈴木さんに交際をめぐって恨みがあり、トラブルになった」「鈴木さんを待ち伏せして、殺すつもりで刺した。犯行に使ったナイフは数日前に都内で購入した」と池永容疑者は供述しており、計画的な犯行とみられます。
【「東京三鷹女子高生ストーカー殺人事件」の時系列 | CUTPLAZA DIARY】
池永容疑者は親がフィリピン人とのハーフの日本人で居住地は京都府と判明しており、被害者の鈴木さんとは、かつて交際があったとされます。今回の事件の前に別れ話がもつれつきまといがされるようになり、鈴木さんらは警察にストーカー被害の相談をしていました。
警視庁によると、女子生徒は8日午前、両親とともに三鷹署を訪れており、池永容疑者に「つきまとわれて困っている。待ち伏せされている」とストーカー被害を相談。三鷹署員がストーカー規制法に基づき、警告のため同容疑者の携帯電話に3回電話しましたが、いずれも出なかったため留守番電話に「折り返し電話をください」とメッセージを残したとのことです。三鷹署は警護などの措置は取らず、女子生徒を帰宅させており、同日夕方に犯行が起こりました。
ストーカー規制法が改正されたのですから、警察も被害者に警護をつけるとか、電話に出なかった相手を探して居場所を特定とか、もう少し踏み込んで対応して欲しいものです。
また、この事件において、容疑者が被害者の画像や動画をネットに投稿しており、
これをまとめブログやニュースサイトが拡散させるという、二次被害が起きております。
こちらについても警察案件として取り締まりがされるよう願います。
【【三鷹女子高生殺害】「フェイスブックで知り合う」 容疑者は京都在住、数日前にナイフ購入 – MSN産経ニュース】
“三鷹署によると、逃げた男は30~40代で身長175センチ前後。着衣は上下黒色で、頭に紫色の布を巻いていた。現場から南の方向へ駆け足で逃げた” / “朝日新聞デジタル:高3女子、路上で刺され心肺停止 東京・三鷹、男が逃走 – 社会” http://t.co/qg5mM95cVb
— Tomo (@cutplaza) October 8, 2013
↓朝日新聞、記事の内容変えて報道を更新
http://www.asahi.com/national/update/1008/TKY201310080280.html
“確保された男は外国人風で刃物などは所持していなかった” / “時事ドットコム:18歳女子高生刺される=意識不明重体、男身柄確保?東京・三鷹” http://t.co/gVgzFrHtmk
— Tomo (@cutplaza) October 8, 2013
↓時事通信、記事の内容変えて報道を更新
【18歳女子高生刺される=意識不明重体、男身柄確保?東京・三鷹 – WSJ.com】
逃げた男は年齢が30歳前後で、身長が約175センチ。黒の上下に頭に紫のターバン風の布を巻いていた。
確保された男は外国人風で刃物などは所持していなかったという。
[時事通信社]
http://archive.is/732Rx