このところ三菱重工や衆参院サーバーなどがサイバー攻撃を受けていますが、今度は総務省の職員用の複数台のPCがウイルスに感染しており、情報が流出した可能性が高いそうです。
ちなみに、総務省は情報通信やプロバイダなど電気通信事業の監督などを業務している、いわばネット関連の総括のようなところですので、今回も割りと恥ずかしい問題かと思われます。
不幸中の幸いと言えるのかどうか分かりませんが、今回の流出は職員関連の個人情報程度に留まっていると見られています。
【あまりにも無防備な三菱重工や衆参両院のサイバー攻撃被害まとめ – CUTPLAZA TERMINAL】
以前にも一連の「サイバー攻撃」についてまとめた際に指摘したのですが、国家機関や機密情報を取り扱う企業におけるセキュリテイは、侵入も感染も情報漏えいも許されないはずなのです。未知のウイルスだからというのは言い訳にしかならず、何ヶ月も感染を許し、外部に情報を流してしまう状況というのは問題があります。
また、いずれの「サイバー攻撃」も、職員宛てに届いたメールに添付されたファイルを開いた際に感染しています。
怪しいメールには気をつける、添付ファイルは開かない、アドレスを不用意にクリックしないといった、職員レベルのセキュリテイ体質の向上も求められています。
続きを読む 総務省までもサイバー攻撃被害。外部へ情報流出