11日付の読売新聞に田中真紀子文部科学大臣が、今度は朝鮮学校の高校授業料無償化の実現に意欲を見せていると報じています。
大学の無許可問題の影に潜んでいたので目につきにくかったのかもしれませんが、田中真紀子文部科学大臣は政権交代後の2010年にも民主党として朝鮮学校に訪問したり、今回の文部科学大臣就任時にも朝鮮学校への高校無償化適用について、その都度「やりたいことの一つ」として話をしています。
しかしながら、朝鮮学校というのは、多くは北朝鮮系の在日朝鮮人(中には韓国人もいるというが)が通う学校である性質上、
朝鮮学校無償化は、北朝鮮の拉致問題や偏向教育の上で反対意見があります。
にもかかわらず、田中真紀子文部科学大臣が朝鮮学校無償化について意欲を示している背景は分かりませんが、
過去に外務大臣だったときに、出入国管理法違反で身柄拘束した金正男を「そんな人を(日本に)置いておいて(北朝鮮から)ミサイルが飛んで来たら大変なことになる。すぐ帰さないとだめ!とっとと追い出して!」と発言したり、小泉首相の靖国神社参拝を批判していたり、2003年に佐渡で応援演説をした際には「拉致家族の子供は北朝鮮で生まれたから本来なら北朝鮮に返すべきじゃないですか? その辺のところを蓮池何とか(=透、被害者の薫さんの兄)さんはよく考えてください」と発言をするなど『北朝鮮による拉致被害者家族連絡会と北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会』を批判していました。
つまり、今の日本は不幸なことに、目線が中国や北朝鮮に向いているの田中真紀子氏が文部科学大臣になっているのです。
続きを読む 田中真紀子文部科学大臣、朝鮮学校の高校授業料無償化に意欲示す。過去に朝鮮学校訪問や拉致被害者の批判