田中真紀子文部科学大臣は９日の閣議後の記者会見で来春の開学目指す３大学の新設を不認可とした発言を全面撤回し、改めて認可した問題について「心からおわびを申し上げます」と頭を下げて謝罪しました。
現体制で正しい段取りを踏んで認可されていた大学について、急に田中真紀子文部科学大臣が不認可にしたり、不認可発言を事務方に責任転嫁したり、「（不認可の）処分はしていない。世間は誤解している」と文部科学省の受け売りで嘯いてみたり、挙句に「（３大学にとっては）逆に良い宣伝。４、５年間はブームになるかもしれない」などと発言を繰り返して、迷惑や不安な目に合わせた被害者の大学や学生らに謝罪をするのが遅すぎです。
【田中真紀子文科相「（不認可の）処分はしていない。世間は誤解している」←文科省の受け売りで嘯く | CUTPLAZA DIARY】
【【大学不認可問題】田中真紀子文部科学大臣「（３大学にとっては）逆に良い宣伝。４、５年間はブームになるかもしれない」 | CUTPLAZA DIARY】
謝罪や撤回についてもですが、大学の有り様や制度がどうあれ、制度の変更方法や不認可の順序がおかしすぎます。
処分はしていなくても発言により不認可の状況を作っていることで、推薦を受けられなくなった学生が出ていることを田中真紀子文部科学大臣は何も責任を取らないのでしょうか。。。
【真紀子文科相が頭を下げる…不認可騒動で謝罪 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）】
自身への批判が強まっていることには、「今は残念、つらい。といっても、頑張らなくちゃ」と力を込めた。
田中文科相は報道陣から責任についての考えを問われ、「設置認可制度のありようを見直したいと、ずっと大臣になる前から、一議員として意識を強く持っていた」と前置きした上で、「結果として関係者の皆様にご心配、それからご迷惑をおかけしましたことについて、心からおわびを申し上げます」と謝罪し、ゆっくりと、頭を下げた。
７日に３大学について「今回、逆に良い宣伝になった」と語った点については、「応援して頑張ってほしいなっていう思いがあった。表現が適切でなければ、そこもまた心していきたいと思っています」と釈明した。
