風疹の流行を受けて、コミックマーケットでの拡散防止を呼びかける運動「コミケを風疹から守り隊」が民間団体「風疹の流行を止めよう緊急会議」のプロジェクトとして展開しています。

おとぎ遊戯さんによるナース風コスチュームの女の子が描かれたポスターやバナー画像を貼ってもらうことで、全国から人が集まるコミケで風疹が広まらないようにしたいという取り組みになっています。
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年末１２月２９日～３１日に開催される「コミックマーケット８３」において「黒子のバスケ」サークルの参加を見合わせと、「黒子のバスケ」同人誌およびグッズ等の頒布についても中止を呼びかける発表をしました。
これは「黒子のバスケ」関連に脅迫文などを送りつけている事件に関連したもので、これまでにも「ジャンプフェスタ」や大阪でイベントを予定していた「スタジオYOU」が、イベント中止を発表しています。

中止したのでは犯人の思惑通りではないかという声もありますが、威力業務妨害容疑で警察が捜査中であり、犯人は薬物を送っていたり、イベント会場の現場近くから郵送していることが分かったため、参加者の安全を考慮した上での判断であるとみられます。

【「黒子のバスケ」藤巻忠俊先生の母校など脅迫文や粉状のものが送りつけられる。２ちゃんねるに犯人の書き込みも | CUTPLAZA DIARY】

また、一部のマスコミが警備に協力せず、イベント会社の撮影禁止や写真の削除申し入れを断るフジテレビようなところもありましたので、警備上やむを得ないところがあるのかもしれません。
【黒子のバスケ即売会でフジテレビが無断撮影報道 – Fun heureux】

コミケットは「会場・警察側との協議の際の取り上げられた問題点」として以下のことを挙げています。

１） 一連の脅迫の中で、脅迫状が様々な場所・団体に送付され、状況のレベルがエスカレートしており、コミケットと会場側だけの問題に留まらなくなっていること
２） 他の脅迫において、会場付近から脅迫状が投函されており、単なる脅迫には終わらない可能性があること
３） 同人誌即売会以外の会場貸し出しに支障が一部発生しはじめていること
４） 万が一の事件発生時に参加者の混乱、近隣住民・周辺企業への危険が懸念され、さらにその後の会場での他の催事の開催にも影響を及ぼしかねないこと
５） 当日『黒子のバスケ』の同人誌・グッズ等の頒布が行われた場合、犯人を刺激する可能性が高いこと

また、最後に『今般の事態を惹起したのは、言うまでもなく脅迫行為の犯人です。『黒子のバスケ』に関連してどのような動機があるのかはわかりませんが、このような行為は、『黒子のバスケ』に留まらず、同人誌やマンガ・アニメの世界全体、ひいては、社会全体にもマイナスの影響を与えています。速やかに、脅迫行為をやめてほしい』と締めくくっています。

これ以上のイベント中止の被害を出さないよう、警察は犯人を特定して欲しいものです。
続きを読む コミケ８３「黒子のバスケ」関連サークル参加見合わせ・頒布中止要請 →