8th 5月 2012
男性型脱毛症の原因とみられる物質をアメリカのペンシルバニア大学などが発見し、その作用や仕組も解明、医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表しました。
脱毛症の患者の頭皮ではプロスタグランジンD2という物質を遺伝子の働きが脱毛部では活発で、毛のある部分の約3倍に上るとのことです。
また、皮膚内の「GPR44」というたんぱく質と結合して脱毛症を引き起こすことをマウスの実験で分かりました。
元々、 プロスタグランジンD2は脳内ホルモンのうち、睡眠を誘発の調節をする内因性の物質ですが、脱毛にも影響を及ぼしているということが分かりました。

男性型脱毛症は男性ホルモンの影響で頭髪が脱毛する脱毛症の一つですが、遺伝や体質など様々な要因が原因とされています。。これまで明らかにされていたのが、男性型脱毛症のリスクの一つがテストステロンが5αリダクターゼ(5-alpha-reductase)によってDHT(ジヒドロテストステロン , dihydrotestosterone)に変換された男性ホルモンとされていました。
昨年9月にはアメリカのエール大学が「発毛にスイッチ入れる物質」を発見しており、日本では再生医療により髪の毛を生えさせる技術が成功しています。
【米エール大学「発毛にスイッチ入れる物質」発見。発毛医療また一つ進展 | CUTPLAZA DIARY】 

【東京理科大チーム、毛の生える幹細胞移植で無毛マウスが発毛 何度も生え変わる | CUTPLAZA DIARY】 

脱毛症も病気として治療によって髪の毛を生えさせる医療が確立されたり、髪の毛が失われないような予防の技術が近い将来できるかもしれませんね。
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18th 4月 2012
京都大生命科学系キャリアパス形成ユニットの原田浩講師らのグループは放射線治療後に生き残って再発の原因となるがん細胞を特定し、特定遺伝子の働きを止めると再発が抑えられることを確認しました。今後、効果的ながん治療に役立てられるとしており、イギリスの科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表しました。



放射線治療後のがん組織の画像。生き残ったHIF―1陰性低酸素がん細胞(赤色部分)が、血管(青色)の近くに移動している。
胃がんや大腸がんといった固形のがんは内部に出来た血管から酸素や栄養を得て蔵書菊していますが、血管近くのがん細胞は放射線によって死滅しやすい一方、血管からやや離れた低酸素の環境に適応したがん細胞は生き残りやすく、がんが再発しやすいことが分かりました。
低酸素がん細胞に放射線を集中照射する方法やHIF―1がん細胞の阻害剤の使用で再発が格段に抑えられることが分かり、今後のがん治療に役立てられるそうです。
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18th 4月 2012
東京理科大学総合研究機構の辻孝教授(再生医工学)や豊島公栄プロジェクト研究員らのチームなどのグループは、毛を作る器官の元となる幹細胞を作成し、皮膚に埋め込むことで何度も生え変わる正常な毛を生やすことにマウスの実験で成功させ、その成果をイギリスのオンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表しました。
東京理科大学では昨年の2011年2月に、毛の生えていないマウスに毛包を作る幹細胞を移植し毛を再生することに成功したと発表していましたが、この時のマウスが1年間生き続けるまで観察を続けたということでしょうか。

【抜け毛や白髪の原因で髪の幹細胞生成に必要なタンパク質が解明 | CUTPLAZA DIARY】
(東京医科歯科大学)
【毛の再生治療、マウスで成功。脱毛症治療に応用 | CUTPLAZA DIARY】
(東京理科大学)
【米エール大学「発毛にスイッチ入れる物質」発見。発毛医療また一つ進展 | CUTPLAZA DIARY】
(アメリカのエール大学)
組織や器官に成長する幹細胞は通常、胎児から採取しないと器官の再生が難しいのですが、今回のヒゲを用いた実験では成熟したマウスからでも発毛器官が再生できたとのことです。
昨年の2月の発表によると『マウスのひげは体毛より太く、直径が0.05ミリ程度でヒトの毛髪に近い。再生した毛を電子顕微鏡で分析すると、自然の毛と同様に中心に毛髄、周囲に毛皮質があった。さらに自然の毛は生え替わることを繰り返すが、移植後の毛包も3カ月間、21日周期で生え替わりが続いた。』とのことです。
大人のマウスからヒゲの毛包の幹細胞を採取して培養し、生まれつき毛の生えないマウスの背中に移植したところ、7割のマウスが3週間後に毛が生えてきたそうです。また、毛は毛周期ごとに生え変わり、マウスが寿命で死ぬ1年間発毛機能は維持したとしています。
そして、色素を作る細胞を一緒に移植すると白い毛を黒や茶色にすることができたそうです。
これまで毛の移植では後頭部の皮膚組織ごと取り出し、髪の毛の毛包ごと植えつける移植手術はありましたが、皮膚ごと取り除いた後頭部は上と下の皮膚を縫い合わせることから、皮膚自体のリスクが出てしまいます。また、植えつけた髪の毛が再び生え変わったり移植そのものがうまくいく確率が7割程度とのことです。
これから髪の毛の幹細胞による再生治療の技術が進み、早い時期に脱毛症治療に応用がされるようになるといいですね。
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29th 3月 2012
アメリカのメリーランド大学メディカルセンターは先週行われた全顔面移植手術について会見を行いました。
患者となったリチャード・ノリスさんは15年前に顔面を銃で撃たれ鼻や唇を失っていましたが、今回の顔面移植手術により、上下両あご、歯、舌及び下層の筋肉を含む頭皮から首までの顔面全ての軟組織を移植し、さらに感覚と機能回復のために知覚および運動神経を移植されました。
術後6日で舌を動かしたり、目を開閉したりするなど、回復が予想よりも早い事を明かしています。


ドナーの顔組織を使っていますが、患者の顔の骨格に合わせるため、ドナーには似ていないとのことです。
昨年3月に全米初の全顔面移植手術が高圧電線で顔を無くした男性に行われましたが、アメリカでは以前から顔の部分移植も行われており、顔の全移植についてもこれから技術がさらに向上していくことでしょう。
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9th 3月 2012
体調不良のため1年4ヶ月休養をしていた演歌歌手の大江裕さんが、復帰会見で「パニック障害」だったことを明らかにしました。
10年11月19日の公演中に突然過呼吸などの症状に襲われて休養していましたが、昨年からリハビリを兼ねて師匠である北島三郎さんの付き人として2ヶ月間公演に帯同していたとのことです。
現在も通院中ですが復帰も決まりり「ウキウキしている。初心に帰って頑張ります」と語っています。

ストレスの多い仕事である芸能人でも精神疾患のパニック障害になる人が増えているようですが、うつ病と併存することもあるようです。
最近では病名は明らかにしていませんが、お笑い芸人の岡村隆史さんが精神科系の病院に入居していたそうですが、過密な仕事のスケジュールや結果を求められる職種ですから、ストレスにより病気になりやすいのかもしれませんね。
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17th 2月 2012
昨年、スーパーコンピュータの性能ランキングで世界第1位を獲得したスーパーコンピューター「京」を使って東京大学先端科学技術研究センターが創薬を行うと発表しました。
世界最速の計算速度を活かして抗がん剤の新薬の開発を進めるとしています。

今まで新薬の開発には試験管での実験が必要で時間がかかりましたが、スパコンを利用することでタンパク質と候補物質の結合を計算で模擬実験したり、分子や原子レベルで物質の構造を設計出来るとのことです。
やっぱり2位じゃダメなんです。
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11th 2月 2012
遺伝的に病気のマウスから正常なiPS細胞を作ることに京都大学と帝京大学が成功したし米科学誌で10日発表しました。
iPS細胞は元になる細胞と遺伝情報が同じため、遺伝的な病気の患者からiPS細胞を作る際に遺伝子が異常になる問題がありました。
今回の成果で遺伝的な病気の患者からiPS細胞を作り治療に使える可能性が出ました。

同じ日にiPS細胞の研究が発表されていましたが、そちらも京都大学のiPS細胞が使われていました。
【iPS細胞で歯のエナメル質再生に成功。東北大や岩手医大などの研究グループ | CUTPLAZA DIARY】
それもそのはずで、iPS細胞(人工多能性幹細胞)は京都大学の山中伸弥らのグループによって、マウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から2006年に世界で初めて作られたのですから、当然といえばそうなのかもしれませんね。
こうして様々な分野での研究成果がたくさん報告されているのは、日本の大学同士で協力してiPS細胞の研究がなされることによるものが大きいのかもしれませんんね。
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11th 2月 2012
東北大の福本敏教授と岩手医大の原田教授や大津圭史研究員などの研究グループの共同研究により、マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を歯のエナメル質を生み出す細胞を作ることに成功したと10日発表されました。ちなみにiPS細胞は開発者の山中伸弥教授がいる京都大が作った物です。
iPS細胞を培養する際に、いったん前段階に当たる「神経堤細胞」へ分化させ、さらに象牙芽細胞へ分化する2段階方式を取ることで成功したそうです。
2段階の分化の際に与える栄養素は全く別な組み合わせであり、大津研究員によると「適した栄養素の組み合わせを見つけるのに最も時間がかかった」とのことです。

以前にも東京理科大学がiPS細胞で髪の毛や血管網付き組織を再生する事に成功していますが、日本のiPS細胞の研究はここ数年画期的に進んでいますね。
【毛の再生治療、マウスで成功。脱毛症治療に応用 | CUTPLAZA DIARY】
岩手医大の原田教授は「iPS細胞で本物の歯を再生できれば、人工物を使うインプラントなどと違い血管や神経が通じ、遺伝的に歯ができない患者の治療法などにも結び付けられるだろう」と、実用化に期待を寄せています。
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1st 2月 2012
2010年11月の調査結果によると喫煙率が調査開始以来初めて、2割を割り込んだと厚生労働省が発表しています。
2010年11月の調査は、3189世帯を年間所得が比較的高い「600万円以上」(構成比21%)と、中間的な「200万円以上600万円未満」(同56%)、低めの「200万円未満」(同23%)に3区分し、体形や食生活、運動習慣など7項目について男女別で集計した結果、所得が低いほど喫煙率が高く、野菜不足なのだそうです。
所得毎の喫煙率
高所得層・・・男性27・0%、女性6・4%
中所得層・・・男性33・6%、女性8・8%
低所得層・・・男性37・3%、女性11・7%
厚生労働省の嫌煙キャンペーン乙!というわけで幾つか疑問な点のみ書いておきます。
・2010年11月の調査結果を、なぜ今頃発表なのか。
・「所得毎の喫煙率」を人数ではなく割合で表示する意味
・喫煙と「体形や食生活、運動習慣」の因果関係の説明がない。
私は既に煙草をやめていますけれど、こういうネガティブキャンペーンのやり口はいかがなものかと思います。
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26th 1月 2012
東日本大震災以降、東北3県(岩手・福島・宮城)では献血者数が減り、輸血用血液が足りない状況だそうです。
おそらく足りないのは全血献血といって、通常の血液をそのまま献血する方だと思われますが、どうしても全血血液は長期保存できないので定期的にストックする必要があります。
震災直後は献血が足りなくなるということで一瞬殺到したらしいですけれど、献血は出来れば長いスパンで定期的に協力したほうがいいんですね。
【【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|ホームページ】 
【【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|献血したい】 

全血献血は2週間おきに出来ます。(ただし、400mlなら男性は年3回以内とか、それぞれ制限があります。)
若い人ほど定期的に献血をお願いします。
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24th 1月 2012
南海放送で「インフルエンザの予防接種をする一番の理由はなにか?」という問題が出されていました。
元になったのは順天堂大学医学部の奥村康教授の作った問題で、以前にNHKの爆問学問で出された問題の一つが「なぜ毎年インフルエンザの予防接種をする?」でしたね。
【爆笑問題のニッポンの教養 | 過去放送記録 | FILE170:「免疫力!アップダウンクイズ」 | 奥村康(おくむらこう) | 2012年1月12日放送分】 

順天堂大学医学部の奥村康教授(免疫学)の問題
【問題2】なぜ毎年インフルエンザの予防接種をする?
(1)毎年ウイルスの形が変わるから
(2)ワクチンの効果が1年しかもたないから
(3)やればやるほど効果が上がるから
【答え2】(3)やればやるほど効果が上がるから
免疫の例えをお巡りさんと軍隊と表現していましたが、生まれてから持っている免疫がお巡りさんの自然免疫ですが、この自然免疫をすり抜けるウイルスなどには、軍隊のような獲得免疫が免疫を獲得し続けることで次第に強くなっていくと説明がありました。
ゆえに、インフルエンザの予防接種は毎年したほうがインフルエンザに対する免疫力が強くなっていくとのことです。
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19th 1月 2012
チェコ(プラハ)出身・外国人力士の隆の山は前頭なのですが、どうもその前頭(おでこ)が後退率が危ない状況にあるようです。

ちなみに、隆の山はチェコ(プラハ)出身だそうですが、チェコ(プラハ)は世界ランキング1位の42.79%という薄毛率の高いお国柄です。
【男性の薄毛率は欧州ほど薄毛多く、日本はアジアの中でトップ | CUTPLAZA DIARY】
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2nd 12月 2011
抗ガン治療の際に脱毛するのを予防する臨床試験が開始している病院があるそうです。
乳がんなどの手術を受けた後に抗癌剤などの治療をすることが多いのですが、どうしても副作用で髪の毛などが脱毛してしまうのを極力防ぐ治療法だそうです。
私が知る限り(と言っても10には満たない程度の数人ですが)、女性の場合はがん治療後の脱毛をしても数カ月で髪の毛が生えてきます。
ただ、その脱毛自体が怖いとか嫌ない人も多いのですね。

治療法は点滴の際に頭皮を冷却させておく事で、薬剤が頭皮の血管を流れる抗癌剤の量を抑える事が出来るそうです。
ただし、冷やすことによる頭痛や寒気、頭皮へのがん転移(1%)の可能性があるため進行がんや再発がん患者には使用が勧められないという課題はあるようです。
洗髪の際に抜けてしまったとありますが、それは通常生活でも日に80本は抜けますから(生え変わり)、特に気にすることはないと思われます。
出来ればこういう抗癌剤ががん細胞以外に作用しない、副作用のない薬が出来ればいいのでしょうが、抗癌剤も症状などに合わせて色いろあるようですので、こうした補助的な治療がすこしずつ増えていくといいように思います。
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28th 11月 2011
国立がんセンターによる日本国内9府県の45~74歳の男女約8万人を10年以上追跡調査した結果、肉類を食べる量が多いと、結腸がんになるリスクが約1.5倍高いと分かりました。
ちなみに肉食女子だけでなく肉食男子も結腸・直腸がんになるリスクが増えるそうです。

ただまぁ、肉の何が元に直接がんの発症リスクを増やしているのかは書かれていませんし、他の方は別の部位のがんになっていないとは書かれていませんね。
ちなみにとあるアニメの登場人物、姫神秋沙は以下のように話しています。
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色んな発がん性物質や因子がこの世にあるのに、肉だけ調べて結腸・直腸がんのリスクが分かっただけというのは、存外、何もわかってないに等しいのだとも思いますが、
なんにしても美味しいものだけ食べずバランスよく食事をし、適度な運動を心がけて健康な日々を送りたいものですね。
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