【映画】ゲド戦記を見てきました。【ジブリ】

昨日、ゲド戦記を見てきました。
ゲド戦記「テルー」
アニメ再生

さだまさしの番組、リアルタイムで見逃した件【CUTPLAZA Daiary】】にて、ストーリーが分かりにくいから面白くないのではと言っていましたが、それ以前の問題があったのだと思う。

映画として致命的な問題。
シーンごとの展開とテンポが悪い。

ゲド戦記を見ていて、どういったわけか、全て同じような早さでシーンが淡々と進んでいる。
音楽もずっと流れているが、やはりそれも淡々と流れている。

映像は綺麗だ。色も艶やかだ。
しかし、奥行きや壮大さがまるで感じられない。

人の描き込みも少なすぎる。
宮崎駿監督の作品は、一様にして、人込みにすら手を抜いていない。

そして、やはり声優の声がしっくりこないというか、感情がまるで伝わってこない。

テルーを「強い女の子」に仕立て上げたかったのであろうが、それにしては『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』『魔女の宅急便』の時のような、強がる中に可愛らしい少女の面影というものがまるで感じられない。

ジブリとして映画を打ち出すからには、以前の映画と比べられるわけで、かつ父親の宮崎駿監督とも比べられるわけです。

これでは、「面白くない」と言われても仕方が無いかもしれない。

先日、宮崎駿監督が国際アニメーションの理事を辞退したとの事。
理由が「作品の制作に打ち込みたいから」との事。
宮崎駿監督が本気になってしまったのか。
しかし、次回、宮崎駿監督は一定の評価を出さなければいけない。

評価を次回落とした暁には、ジブリの今後は危ういと思わざるをえない。
—–
EXCERPT:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...