北朝鮮の朝鮮中央通信などが25日、平壌綾羅人民遊園地の完工式に一緒に現れた女性について「夫人リ・ソルジュ同志と共に現れた」と報道し、これまで謎とされていた女性を、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妻ということが明らかになりました。
そりゃあ絶叫マシーンに乗ってはしゃいじゃうわ
北朝鮮の情勢ということで考えると、妻を娶ったことをアピールすることで、経験や権威を示す効果があるとか。
一方、北朝鮮国内の飢餓や財政難の状況をアメリカなどは危惧する向きもありますが、お祝いムードで北朝鮮国内の世論をそうした悪い面から目をそらす目的もあるのでしょうか。
【FNNニュース: 北朝鮮、これまで謎だった女性を金正恩第1書記の妻と報道】
25日夜、北朝鮮は、これまで謎だった女性を金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妻と報道した。
朝鮮中央テレビは25日午後8時、「歓迎曲が鳴り響く中、わが党とわが人民の最高領導者である敬愛する金正恩元帥が、夫人リ・ソルジュ同志とともに、完工式に現れた」と報じた。
25日に放送された、遊園地の完成式典の写真。
正恩氏とともにほほ笑む女性は、妻で、リ・ソルジュ夫人だという。
7月8日、突如、正恩氏のそばに姿を現した謎の女性。
妹か夫人か、臆測が流れる中、北朝鮮が今回、正式に夫人と紹介した意図について、コリア国際研究所の朴斗鎮所長は「新しい時代、新しい北朝鮮、これが1つの大きなキーワードなんですけれども。これにあわせて、夫人を登場させて、ファーストレディーとしての役割を果たさせると」と述べた。
正恩氏は、最近は軍の実力者も解任するなど、着々と国内での権力基盤を固めているようにも見える。
韓国の通信社、連合ニュースは、去年2月、ピョンヤンで開かれた楽団の公演に「リ・ソルジュ」という名前の歌手が出演し、その様子は北朝鮮国営の朝鮮中央テレビでも放送されたとしています。
そのうえで、この歌手の目元や口元などが、キム第1書記が公の席に同行させている若い女性と非常に似ていることなどから、キム第1書記の夫人は、この歌手の可能性が高いと伝えています。
【北朝鮮:正恩氏は「既婚」 謎の女性は夫人か??朝鮮中央通信報道- 毎日jp(毎日新聞)】
北朝鮮の朝鮮中央通信などは25日、金正恩(キムジョンウン)第1書記が平壌綾羅人民遊園地の完工式に「夫人リ・ソルジュ同志と共に現れた」と報じた。正恩氏が既婚者であることが確認されたのは初めて。最近の公式報道に登場する正恩氏のそばに立つ若い女性を指すとみられる。
同通信の中国語版ウェブサイトは夫人を「李雪主」と漢字表記。また、ラヂオプレスによると、朝鮮中央テレビは25日午後8時(日本時間同)の定時ニュースで、金第1書記が夫人同伴で式典に出席したことを報道。ただ、動画や写真は放映されなかった。
【朝日新聞デジタル:正恩氏、遊園地で大はしゃぎ 視察中、遊具に乗る姿 – 国際】