【動画】コテ(カールアイロン)で女の子の髪が取れた…。熱による損傷と原因解説

ヘアスタイルやメイク法を教えるハウツー動画がYouTubeで人気だったりしますが、コテ(アイロン)でカールのつけ方を教えようとしていた女の子の髪の毛が溶けて取れちゃった動画があったので美容師として見ちゃって衝撃を受けつつ解説したりしようと思うんです。

【動画】コテ(カールアイロン)で女の子の髪が取れた動画。熱による損傷と原因解説
【動画】コテ(カールアイロン)で女の子の髪が取れた動画。熱による損傷と原因解説
【動画】コテ(カールアイロン)で女の子の髪が取れた動画。熱による損傷と原因解説

熱による髪の毛の損傷

ハンドドライヤーやホットカーラーやアイロンなど、髪の毛は蛋白質なので熱に弱く損傷を受けるのですが、実は皮膚よりは強い耐性を持っています。
ただし限界点は120℃くらいまでで、加熱すると水分量10~15%程度の水分が蒸発して乾燥してしまい、130℃~150℃以上では髪の毛が熱変性により膨張や変形を起こし、髪の毛の色素が取れてしまったりします。この時点で髪の内部に気泡ができて弾力が無くなるなどし、髪の毛が脆くなってしまいます。
250℃前後のアイロンを約1分間髪の毛に当てると、その部分が溶けたり最悪切れます。

最近、美容師の人でもダメージ毛でビビリ毛は直せないよねと言いながら、カラーリングしている最中の髪の毛にアイロンの熱を当てて熱変性によるビビリ毛を作り、それをパーマで治そうとしているのを見ました。(そりゃ直らない。)

さて、この女の子も何回かそのアイロンでカールを付けていたのかもしれませんし、元々髪の毛が細いのと、アイロンの設定温度をを間違えたのかもしれません。
致命的なのは1分以上巻くのに時間がかかり、かなり引っ張っていたのも、髪の毛が焼け切れた原因となったのでしょうね。。。

温度は低めに、アイロン前には洗い流さないトリートメントを
洗い流さないトリートメントも水分が多いものがあるのでそういうのは先に乾かす必要があります。(ホットカーラーやアイロン使用前は乾燥させておくこと。)
温度は120℃以下。素早く巻いて素早く取る。というのが大事です。
難しいなら無理せず、ホットカーラーやドライヤーで温めるカーラーを使うなどしましょう。

Burning My Hair Off -ORIGINAL VIDEO- (Hair Tutorial Gone Wrong)


Burning My Hair Off -ORIGINAL VIDEO- (Hair Tutorial Gone Wrong) – YouTubeBurning My Hair Off -ORIGINAL VIDEO- (Hair Tutorial Gone Wrong) - YouTube

Hair Tutorial Gone Wrong


Hair Tutorial Gone Wrong – YouTubeHair Tutorial Gone Wrong - YouTube

さて、以下は別のプロの美容師さんによるヘアスタイルのハウツー動画ですが、編みこみで久しぶりに感心しました。
上手♪

Stacked Braids | Cute Girls Hairstyles


Stacked Braids | Cute Girls Hairstyles – YouTubeStacked Braids | Cute Girls Hairstyles - YouTube

THE CLASSIC FRENCH BRAID


THE CLASSIC FRENCH BRAID – YouTubeTHE CLASSIC FRENCH BRAID - YouTube

最近アイロンで「バイブ機能付き」というのを見かけましたが、マイナスイオンとかプラズマクラスターぐらい意味が無い機能だと思う。

アイロンの見分け方で温度設定がいくつか出来ればいいのはそうなのですが、電気コードと本体の接点が回転するようになっているのは、電気の金具の接点が回転するところが接触不良したりすぐ故障しやすいです。(クレ○ツ)

ただ、固定されていてゴムのほうがその部分は壊れにくいと思うのですが、コードがねじれやすいので、そのあたりは好みで。

Panasonic イオニティ カールアイロン 黒 EH1712P-K
Panasonic イオニティ カールアイロン 黒 EH1712P-K

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...