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朝日新聞、小保方氏の架空記事を削除し謝罪も、東スポや産経新聞に批判される痛々しい結果に

朝日新聞は26日、3月24日に掲載した連載「ウソうだん室」第3回『小保方さん、『大人AKB48』で歌手デビュー!(うそ)』の記事について、不適切な内容だったとして24日中に削除したと発表するとともに理化学研究所の小保方晴子さんに謝罪しています。
問題の記事は外部の毒舌コラムニストとして知られる今井舞氏が有名人の架空の悩みを勝手に考えて勝手に回答するもので、『小保方さん、『大人AKB48』で歌手デビュー!(うそ)』とタイトルに嘘の記事であると前置きしながらも、あまりにも度を越した内容にネットで批判の声が多数挙がっていました。

朝日新聞、小保方氏の架空記事を削除し謝罪も、東スポや産経新聞に批判される痛々しい結果に

朝日新聞、小保方氏の架空記事を削除し謝罪も、東スポや産経新聞に批判される痛々しい結果に

今回の記事は毒舌以前に架空の悪口であり、あまりの酷さに虚構新聞と勘違いするほどでしたが、
痛々しいことに嘘ニュースサイトの虚構新聞が、この記事をパクる形でネタにしていることです。

更に朝日新聞にとって痛々しいのは、今回の不適切な内容で削除した記事について、産経新聞や東スポからも批判記事が出されたことです。

産経新聞にしても、系列のZAKZAKが26日発売の週刊文春で『3月中旬に、取材依頼のメールを小保方氏に送ったところ、数時間後に返信があり、その返信メールを分析すると、発信源が北米だった』と事実なのか疑わしい記事を報じているものの、取材は一応した上で報じています。

東京スポーツが取材した井上トシユキ氏によれば「勉強だけができた人が、なにか無理やり面白いことをしようとして、センスのなさや痛々しさが出た。ネット読者を開拓するために朝日の編集者が、週刊誌や東スポ的な切り口を狙っていたのでしょうが、自由形100メートルの専門選手が、個人メドレーに挑むようなもので、同じことをするのは無理。名前も伏せ字やイラストならまだしもフルネームと写真では、小保方さんから名誉毀損で訴えられてもおかしくない」と分析していますが、井上トシユキ氏は東スポは週刊誌並だと言っているようなものだったりします。
東スポは『鬼才漫画家が明かす「小保方氏ヤケ酒騒動」の真相』という記事は、実際にTwitterで漫画家に取材して嘘を発言であったことを事実確認しています。
そういった面では東スポはマスコミとして仕事をしていたわけで、朝日新聞の削除した記事と比べるのは違うのかもしれません。
しかしながら19日の『小保方氏の同級生が明かした「メルヘン妄想&虚言癖」』では10代のころから虚言癖があったなどと批判していますが、第三者の発言で人格攻撃はいかがなものなんでしょうか。

マスコミ全般で言えば、最初に論文が発表された当時にも「かわいすぎる研究者」「ファッション好き」などと研究者ではなく女性として持ち上げたり、テレビ朝日が「報道ステーションSUNDAY」で卒業アルバムや自作ポエムを報道したように、周辺の人に取材が殺到していました。しかし、いざ内容に問題がある論文だったとわかると一斉に批判し、挙句に個人攻撃をしています。
報道が集団リンチしていい道理はありません。

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今回の朝日新聞の不適切な内容で削除した記事は、そういったマスコミに蔓延している取材対象をおもちゃにする体質が起こした問題では無いでしょうか。
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