ゲームアイドルの杏野はるなさんはブログで、現在、不倫騒動の渦中にある矢口真里さんに対して、それまでファンでもない人が匿名で中傷したり、スポンサーやクレーマーに異常にビビるテレビ局が、矢口真里さんをレギュラーから外している問題について疑問を呈しています。
また、スポンサーあってのテレビ局だが、それまで一緒に共演していた芸能人が我が身可愛さに一斉にスルーしている番組こそに「ゾッと」するといい、そんな彼らの笑顔や美味しそうに食べているのも嘘に見えるとしています。
最近でも、AKB48というアイドルグループのメンバーの指原莉乃さんが過去に交際していたことで博多(HKT48)に飛ばされたり、峯岸みなみさんに至っては交際発覚を受けて、YouTubeに丸坊主謝罪動画を投稿する騒動に発展しています。
不倫は社会的に許されないことだとしても、それは本来、当人同士の問題で解決されるべきであって、情報バラエティ番組で訳の分からないコメンテーターが矢口さんを批判したり、それまで大して関心も持たなかった人が、急に匿名で攻撃を始めていい問題ではありません。
AKB48に至っては、「アイドルは恋愛禁止」などという理由で叩かれたり、いい年したおっさんの漫画家が指原莉乃さんの総選挙1位を阻止できず気持ちの悪い発言を繰り返したり、事務所やメディアは彼女たちに謝罪と称した制裁を下しているという、恐ろしい状況になっています。
いつからテレビ番組が面白くなくなったのかという議論が最近になってようやくなされるようになりましたが、その議論の場にAKB48の某プロデューサーが参加しいました。某プロデューサーは若者に向けて「君たちの根拠のない自信こそ財産だ」と発言していましたが、一方で、若者の夢(恋愛を我慢してもアイドルになりたい)女の子を働かせて、お金で握手券や票を複数集められるAKB48商法という「ファンにCDを複数枚買わせようと誘導する手口」で収入を得ていたりするわけです。
スポンサーあってのメディア(テレビ局や番組、新聞など)というのは仕方がないとしても、本来中立でなくてはいけないメディアが、時に何らかの思想によって報じたりしています。
この問題は芸能界のゴシップだけでなく、政治や事件においても見受けられます。
海外の経済政策に反応して株価や為替が乱高下している状況をアベノミクスのせいにして安倍内閣を叩いているメディアは本当に経済を理解して報じているのか、甚だ疑問です。
大阪市長の慰安婦発言の問題についても、番組参加者全員が問題ありとしていましたが、視聴者アンケートの結果は「問題なし」が多数寄せられています。慰安婦問題や歴史問題について、日本のメディアはどのように思っているかを示さず、大阪市長を批判するために、なぜかアメリカの批判している人の意見を報じていますが、その人は前米NSC上級部長であって、現在のNSCや米政府の見解ではありません。アメリカは海外の問題に関与することを避ける公式発言を繰り返していますし、米軍が内外で性暴力事件を繰り返している問題を抱えています。
PC遠隔操作事件においても、コンピュータウイルスを製作した確たる証拠を警察は最後まで開示していません。メディアにおいては、推定無罪の原則を忘れ、名指しで顔写真まで付けて犯人であると報じていますが、警察の捜査を批判した弁護士の話を報じたのはほんの僅かとなっています。
昔はテレビを見て夢や希望や憧れを感じながらお茶の間で心から笑っていましたが、最近はテレビの中の人が他人の不幸を笑いものにしているだけだったりします。
提供する側の問題もさることながら、視聴者がそうした内容を求めているのも要因でしょうか。
こういったテレビや報道を続けてもいいのか、そろそろ考え直す時期にあるように思います。
【矢口真里さんの今回の件とテレビの体質と中傷について。|杏野はるなオフィシャルブログ「杏野はるな、ここにいます。」Powered by Ameba】
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