漫画「黒子のバスケ」の作者に恨みがあるという人物から、コンビニ大手「セブン-イレブン」に『関連商品の取り扱いを即刻中止しろ、さもなくば、毒入りの商品をばらまく』との手紙が届いていることが分かりました。
セブン-イレブンは15日、玩具つき菓子「ボイコレ 黒子のバスケウエハース2」を店頭から撤去、当面販売しない措置を取りました。
ボイコレ黒子のバスケウエハース 第2弾 20個入 BOX (食玩・ウエハース) |
ボイコレ黒子のバスケウエハース 20個入 BOX (食玩・ウエハース) |
同様の手紙は菓子の製造元の「バンダイ」(東京都台東区)やNHKと共同通信社、産経新聞社、読売新聞社、朝日新聞社にも送られており、このうちNHKなど3つの報道機関にはウエハースの菓子が同封されていました。
また、朝日新聞社に送られた手紙はさいたま市内で13日に投函(とうかん)された消印があり、差出人は、これまでの脅迫事件と同じ「怪人801面相」を名乗っていました。B4用紙4枚で「わしは黒子のバスケ脅迫事件の犯人一味」「動機は(作者への)怨恨(えんこん)や」「グリコ森永事件の約三十年ぶりのリバイバルや」などとパソコンで書かれており、このうち2枚には菓子などの画像が印刷されていました。
警視庁は毒入りとして報道機関に届いた3つの菓子のうち1つを鑑定した結果、毒物は検出されませんでした。
漫画「黒子のバスケ」に関連するイベントにおいて、中止を求める脅迫事件が去年10月以降相次いでおり、作者を中傷したりアニメの放送中止を求めたりする内容の脅迫文が、作者の出身校やラジオ局などに相次いで送りつけられていました。
警視庁は威力業務妨害の疑いで捜査するとともに、今回の文書と一連の脅迫文との関連を調べています。
【朝日新聞デジタル:漫画「黒子のバスケ」菓子撤去 コンビニに「毒入れた」 – 社会】
【菓子に毒入れる…「黒子のバスケ」にまた脅迫文 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
【「人気漫画菓子に毒」と脅迫文 NHKニュース】
【時事ドットコム:「黒子のバスケ」菓子撤去=コンビニ大手に脅迫文-一連事件と関連か・警視庁】
【「黒子のバスケ」藤巻忠俊先生の母校など脅迫文や粉状のものが送りつけられる。2ちゃんねるに犯人の書き込みも | CUTPLAZA DIARY】
【コミケ83「黒子のバスケ」関連サークル参加見合わせ・頒布中止要請 | CUTPLAZA DIARY】
【同人誌即売イベント「コミックシティ大阪94」にも脅迫状 「黒子のバスケ」の参加中止 | CUTPLAZA DIARY】
【黒子のバスケ即売会でフジテレビが無断撮影報道 – Fun heureux】
【脅迫事件受けコミケが「黒子のバスケ」サークル参加見合わせ・頒布の中止でTwitterの反応 – Fun heureux】