【黒子のバスケ脅迫事件】「黒子のバスケ」一番くじ脅迫犯、雑誌「創」にも手紙

漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件が昨年から相次いで起きており、先日も「黒子のバスケ」関連の菓子について脅迫状がコンビニや報道各社に届に届いていました。
その送られた脅迫状の送付先の一つに、創出版の雑誌「創」の編集長宛に、コンビニや報道各社へ送った脅迫状一式が届いていたと「創」の編集長が明らかにしています。

「創」宛の手紙には『「噂の真相」が亡くなった今はもうお前らしかおらへんのや　頼んだで』と書かれていたそうで、「創」の編集長は「マスコミが黙殺するならそれらを公表してほしいと依頼してきた」としています。

雑誌「創」編集長に送られた脅迫犯からの手紙

この「黒子のバスケ」脅迫事件の犯人が送っている脅迫状はそれぞれ違うタイトルや差出人名になっているそうで、「創」の編集長は『脅迫状の差出人名が「怪人８０１面相」だったり「黒報隊一同」だったりするのは、それぞれグリコ森永事件や赤報隊事件をもじっているためだろう。「挑戦状」が「朝鮮状」となっているのは、赤報隊事件の「反日」批判をもじったものだ。』と推測しています。

「黒子のバスケ」関連の脅迫事件が同一犯なのか模倣犯なのかは断定できませんが、昨年１０月に起きた「黒子のバスケ」作者の母校への脅迫事件の際には脅迫状に『パロディー漫画をやめなければ、硫化水素が沸く』と書かれていたり、２ちゃんねるに犯人とみられる人物が『上智大ＯＢの今をときめくマンガ家の藤巻忠俊が憎いからだ。俺は藤巻に全てを奪われた。本当は藤巻本人に復讐したかったが、残念ながら居場所が分からない。仕方ないのでこちらを標的にした。恨むのなら藤巻を恨め！』と書き込みがされていました。
高校や大学以外に出版プロダクションにも脅迫状とともに、硫化水素のような劇薬などが送りつけられるなど悪質な犯行を行っていました。
ただ、黒子のバスケ関連に脅迫状を送りつける理由に「パロディー漫画」とする反面、バスケ漫画の「スラムダンク」とは関係なく、単に女性の間での人気になっているのが気に食わないからという説明をしているようで、動機が今ひとつ不明瞭だったりします。

ともあれ、今回の事件も菓子の中に毒物を入れるという脅迫を行っているわけで、一刻も早い犯人の特定と逮捕を望みます。

【「黒子のバスケ」脅迫犯から私に届いた手紙(篠田博之) – 個人 – Yahoo!ニュース】