Dead by Daylightの開発であるBehaviour Interactive のチーフ スタッフがパルワールドをプレイした上での批評をLinkedInに投稿していたそうで批判が集まっています。
批評を要約すると以下のようなものになります。
パルワールドは一時的に成功を収め、CS:GOやPUBGを抜いてSteamでの同時接続数ランキングで注目されましたが、全体的に否定的な批評となっています。
パルワールドは多くのバグがあり、戦闘が単調で繰り返しの要素が多いとされ、バランスの調整も問題があり、広大なオープンワールドは空っぽで面白みがないとの指摘しています。
ただし、モンスターテイミングとクラフトの組み合わせは中毒性があり、一部のプレイヤーには引き込まれると認める一方で、
ゲームには温かさが欠けており、ポケモンのようなキャラクターとの絆が感じられないとの否定的な意見をしています。
その上でパルワールドはアーリーアクセスであり、将来の改善が期待されるが、現時点では何かが足りないと感じられると述べています。
面白そうだけど宗教上の理由でパルワールドというゲームがプレイできない | CUTPLAZA DIARY
パルワールドの肯定派と否定派の溝が決して埋まらない理由 | CUTPLAZA DIARY
YouTubeとGoogle検索にフィルタをかけて見たくない動画などを消すChrome拡張機能 | CUTPLAZA DIARY
現在はLinkedInの投稿は削除されていたため、Redditに転載されているスクリーンショットの内容を原文と翻訳を以下に載せておきます。
Nathan S. 2nd
Gaming | CoS, Behaviour Interactive 2d. Edited
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Palworld crossing 2M CCU moved it past CS:GO to trail only PUBG in Steam’s all- time concurrency rankings. However, it’s already the clear record holder for, “How quickly I became sick of talking about a game.”
I don’t think Palworld is very good.
*It’s insanely buggy. The game’s most dangerous enemies are the random holes in its map.
*Combat is boring and repetitive.
*The balancing is awful. This really becomes apparent in the mid and endgame, when catch rates seem to decrease and your own weapons’ damage dramatically outscale what your Pals are capable of.
*The large open world is… empty, littered with points of interest that aren’t home to anything interesting.
But… the combination of two strong loops is powerful stuff. Monster taming’s ‘just one more catch’ and crafting’s ‘just one more build’ result in addictive amount of ‘just one more.’ And, since I’m weak, I’ll admit I’ve played a great many hours, and beaten all the towers. However, I won’t be chasing all the legendaries, and I’ll do my best to resist the new content when it arrives.
Palworld is Early Access. The windfall its sales have generated should allow it to deliver on its roadmap, and I’m sure both the balancing and bugs will be addressed. Yet it’s missing something I don’t think any amount of money can fix… there’s no warmth here.
At the risk of being saccharine, what makes Pokemon special is the bond you form with your adorable ball-dwellers. And this bond is a source of something approaching ludonarrative harmony – the strongest trainers are those who have the greatest connection with their Pokemon. The fundamental tenet of the franchise is that there’s power in empathy. Nothing hammers this idea home better than the first episode of the animated series (one of the greatest episodes of anything, ever), when Ash is willing to sacrifice himself to save Pikachu.
As Cass Marshall wrote in a great piece for Polygon, “The problem is that I don’t particularly care about any of my Pals.” I caught hundreds of Pals, and I won’t remember a single one. These critters are just disposable resources and labour, and (aesthetics aside) they reminded me more of the slaves in Conan: Exiles than any Pokemon.
I’m hardly the first to make this point, but the greatest takeaway from Palworld is the missed opportunity for 1-47- (GAME FREAK inc.), who have been taking a devoted player base for granted for far too long. Hopefully this serves as a wakeup call.
The bigger winner here, beyond Pocket Pair? Whomever at Microsoft/Xbox Game Studios Publishing signed that Game Pass deal.
NO PALS IN
PALWORLDネイサン・S・2nd
Dead by Daylight Chief of Staff says Palworld is not good : Palworld
ゲーミング｜CoS, Behaviour Interactive 2d. 編集
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Palworldが2M CCUを突破し、Steamの歴代同時接続数ランキングでCS:GOを抜いてPUBGを追い抜いた。しかし、”あるゲームについて話すのが嫌になる早さ” については、すでに明確な記録保持者となっている。
パルワールドはあまりいいとは思わない。
*めちゃくちゃバグが多い。このゲームで最も危険な敵は、マップのランダムな穴だ。
*戦闘は退屈で繰り返しが多い。
*バランス調整がひどい。これは中盤から終盤にかけて、キャッチ率が低下し、自分の武器のダメージがパルの能力を劇的に上回るような場面で如実に現れる。
*広いオープンワールドは……空っぽで、面白いものが何もない。
しかし…2つの強力なループの組み合わせは強力だ。モンスターテイミングの「あと1匹捕まえる」とクラフトの「あと1匹作る」は、中毒性のある量の「あと1匹」を生み出す。そして、私は弱いので、かなりの時間プレイし、すべての塔を倒したことを認める。とはいえ、すべてのレジェンドを追いかけるつもりはないし、新しいコンテンツが登場したら全力で抵抗するつもりだ。
パルワールドはアーリーアクセスである。パルワールドはアーリーアクセスであり、その売上によってロードマップを達成することができるはずだ。しかし、いくらお金を積んでも解決できるとは思えない何かが欠けている…ここには温かさがないのだ。
甘ったるくなるかもしれないが、ポケモンを特別なものにしているのは、愛らしいボールの住人たちとの絆だ。そしてこの絆は、物語上の調和に近いものを生み出す源なのだ–最強のトレーナーとは、自分のポケモンと最大のつながりを持つ者たちなのだ。このフランチャイズの基本的な信条は、共感には力があるということだ。アッシュがピカチュウを救うために自分を犠牲にすることを厭わない、アニメシリーズの第1話（史上最高のエピソードのひとつ）ほど、この考えを強く印象づけるものはない。
キャス・マーシャルが『Polygon』に寄稿した素晴らしい記事にあるように、「問題は、私がどのパルスのことも特に気にしていないことだ」。私は何百匹ものパルを捕まえたが、一匹も覚えていない。これらの生き物は使い捨ての資源と労働力に過ぎず、（美的感覚はさておき）ポケモンよりも『コナン：エクシリア』の奴隷を思い出させた。
この点を指摘するのは私が初めてではないが、『パルワールド』から得た最大の収穫は、熱心なプレイヤー層をあまりにも長い間当然視してきた1-47-（株式会社ゲームフリーク）にとってチャンスを逃したことだ。これが警鐘となることを願ってやまない。
ポケットペアを超える大きな勝者は？マイクロソフト/Xbox Game Studios Publishingの誰であれ、ゲームパスの契約を結んだのだから。
NO PALS IN
パルワールド
https://www.reddit.com/r/Palworld/comments/1af5h34/dead_by_daylight_chief_of_staff_says_palworld_is/
Redditなどには『パルワールドにハマりすぎて、DBDを全く遊んでないことを遠回しに表現しているセンスある投稿』とか『Dead by Daylightはカルト的なファンに指示されているが未だにバグが多い上に、ホラーゲームで恐怖を体験させるゲームの開発者が「温かさ」が欠けていると語るのは笑える』といった批判が寄せられています。
確かにDBDはバグを直すと別のバグが出てくる不思議なゲームであることは否めないのですが、他のゲームを批評する自由はあるはずなんですね。
ただし、このように有名なゲームの開発をしている人であれば、ゲームの比較もされてしまうのですね。
わたしはこの開発者の方が「温かさ」に欠けているという批判をパルワールドにしている点については同意で、色んなゲームからまるでテセウスの船のように寄せ集めのゲームでありながら、なんら敬意が感じられないといった印象を受けましたので、プレイすることも配信すらも見たくないという感情をもっています。
無論、プレイするのもそれぞれの自由ではあるのですが、パルワールドを肯定する人が批判する意見を認めないという動きには賛成できませんね。多くが「お前こそどうなんだ」というお前だって論法で返してくるのも話が通じてなくて、それではいい方向に解決はしないでしょう。
