GTA(グランドセフトオート)5というゲームで制作された仮想の都市でRPGをしているストグラというマルチゲームサーバーが流行っていますが、先日文春オンラインでプスカ大佐を演じる声優さんがセクハラ行為をしていると報じられ、Xではトレンド化するも文春に対してツッコミをしたり、「この記事書いた人エアプなの?」という意見が出ていました。
プスカ大佐の声を演じる声優さんが、2月10日にYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」で生配信を行いました。自身の報道について、「多分雑誌社の方があんまりわかってなかった」と述べながらも、指摘されたセクハラ行為はお互い了承の上で行われたと説明しました。「内部的な話で言うと、NGリストっていうのがありまして。それぞれの『何時には寝たいから何時以降はゲームができません』とか『こういうプレイは苦手です』とかありまして、その中にやっぱり『下ネタが苦手です』とかもあります。そういうのも考慮した上で、そこにいる人たちでライブのリアクション芸と言いますか、コントなんですよね、あれって」とRP(ロールプレイ)であると説明しました。
また、「こういうことになってしまったんでね、お騒がせしたという点ではね、ほんとに申し訳ないというか、謝罪させていただきますけど」と謝罪し、「皆さんもフォローの方向性だけは間違えないように。中村はこうだっていうのだけは、ほんとにやめてください」と、キャラクターと声優の人格を分けて考えるように呼びかけました。
ストグラではキャラクターを演じるというRPを楽しむゲームであり、それを楽しむためのルールというのがあります。
ただ、ストグラを楽しんでいる人には常識でも、ストグラを知らない人には異様に映る事はあるわけです。
そしてそれが一般の社会では問題になるような発言であったり、不快に感じる行動や言動であることもあります。
相手が同意していて性的なジョークや話題を楽しんでいると示している場合、それはセーフな場合があります。ただし、相手が不快に感じていないかどうかを常に確認することが重要です。
親しい関係性の友人や親しい間柄の人々との間では、より自由に性的な冗談や話題が受け入れられる場合があります。ただし、相手が不快に感じる可能性もあるため、適切なタイミングや状況を考慮することが重要です。
また仕事や公の場では、性的な話題や下ネタは避けるべきですが、親しい友人同士や適切なプライベートな環境であれば、冗談として受け入れられる場合があります。
それとは逆に相手が性的な話題や下ネタに不快感を示している場合、それ以上話題を続けることは控えるべきです。相手の感情や意思を尊重することが最優先です。
そして仕事や公の場では、性的な話題や下ネタは適切ではありません。他の人々が不快に感じる可能性が高く、職場の雰囲気を損なうことがあります。
下品で侮辱的な冗談や、相手を不快にさせるようなセクハラ的な言動は絶対に避ける必要があります。これは相手を傷つけ、信頼関係を損なう可能性があります。
要するに、相手の快適さと状況に敏感に対応することが大切です。相手の気持ちを尊重し、適切な判断をすることで、不適切な状況を避けることができます。
ストグラも始まって数年でしょうから、これからもっと有名になって問題が解消されることもあるでしょうが、一部よく見ていた別の演者さんが危なっかしい発言をしていた人がいたので注意したほうが良いと思いました。
名前は伏せますが、女性に対するセクハラ行為が有名なキャラクターで、わたしが問題視した動画では、そこにいない女性の演者さんに対する年齢を果物に例えて、鮮度が落ちているかのような発言をしていました。
仮にセクハラ行為や下ネタに許容がある演者さんとのやり取りであっても、それは対面して発言して拒否の意見が言えない場所で行っているのは悪口でしか無いように聞こえましたが、これは場合によってはトラブルのもとになりかねないので、ストグラ内でそろそろセクハラの取り締まりはしたほうが良いと思いますね。ストグラの中にも警察はいるわけですしセクハラ罪があるのですから。
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実際の社会ですとセクハラことセクシャルハラスメントは主に職場での行為に対するもので、実際には警察は実害が起きていないと動いてはくれませんが、精神的な傷を受けたというような場合には傷害罪、性的な事実関係を尋ねることは迷惑行為防止条例の「卑わいな言動の罪」、性的な内容の情報又は噂を流布することは名誉棄損罪になったりすることもあるわけです。
大人の男性と女性が遊ぶ空間ですから、それなりの言葉遊びもあるでしょうが、相手が傷ついたりする発言は極力控えたほうが良いですね。