【ニュース】「神戸沖妊婦他殺体事件」は出頭、「母親頭部切断事件」は自首

ここ数日中、神戸の海でビニール袋に入った妊婦女性の遺体が見つかったり、福島の高校生が母親の頭部を持って自首したりと、猟奇的な事件が続いて起きています。

このところの事件性を見ていると、生活や社会への不満を「自分へ」ではなく「他人(不特定多数)へ」向けている傾向があり、そこに変わらず人生をリセットしたい思考が相まって、今回のような事件に結びついている気がします。

(※特異性のあるニュースなので続きへリンク先)

CUTPLAZA Plus 20代の若い妊娠女性の遺体、袋詰めで神戸沖から見つかる
CUTPLAZA Plus 出頭の元夫逮捕 妊婦は明石の21歳 神戸沖他殺体

CUTPLAZA Plus 殺害し切断した母親の首(頭部)を持って警察に『自首』した高校生を緊急逮捕

どちらも警察に自らおもむいていますが、これが問題があるため書いておきます。

事件として捜査していた神戸の「神戸沖妊婦他殺体事件」の容疑者の元夫は『出頭』

殺害した母親の頭部を持って高校生は『自首』

になります。

出頭の場合は既に事件として捜査しており、指名手配犯などが警察に名乗り出て行っても減刑はありません。

しかし、事件として取り扱われていない場合は自首となり、刑法42条で「刑を軽減できる」となるそうです。
しかも今回の場合、17歳の少年です。

最近の過去の例で16歳の少年がリンチ殺人を犯した場合の判決では、求刑が無期懲役でしたが刑期15年が下されています。

大学生らリンチ殺人、当時16歳に懲役15年 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

殺人を犯しても初犯の彼にどの程度の法の裁きがあるのか。

そして、精神科に通院歴があるため、さらにその点で罪に問えるかという問題が争点になりそうです。

しかしながら、母の日の次の日であり、母親の誕生日であった日に、そうした凶行に及んだ容疑者にまともな人としての在り方を教え、矯正できうるのか。
なんとも引っかかる後味の悪い事件です。

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