国際陸上競技連盟は４月、ロンドンオリンピックのカンボジア代表に選ばれた猫ひろし(本名滝崎邦明)さんの参加資格を疑問視しカンボジア陸連などに説明を求めていましたが、国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないと判断し、カンボジア陸連に通達したことが分かりました。カンボジア側は決定を受け入れる意向で、猫さんの五輪出場は消えることになります。

【猫ひろしさんの五輪出場資格を国際陸連が疑問視 国籍変更や国際競技会で代表経験など | CUTPLAZA DIARY】

国籍変更に関連し、国際陸上競技連盟は過去に国際競技会で代表経験がない選手についても今年から新たな規定を設けており、「国際陸上競技連盟に認められる」もしくは「規定に合わない」場合、出場が認められないということになっていました。

猫ひろしさんの今後の活動もですが、カンボジア国籍から日本の国籍に戻せるのかどうかにも注目されそうですね。

【猫ひろしさん、五輪消滅　国際陸連、資格認めず – 47NEWS（よんななニュース）】

昨年１０月に国籍を取得したカンボジアでロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろし（本名滝崎邦明）さん（３４）について、国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないと判断し、同国陸連に通達したことが８日、分かった。カンボジア側は決定を受け入れる意向で、猫さんの五輪出場は消えた。

　カンボジア・オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事は「これ以上は抵抗しない。早急に人選をし、別の選手を派遣する」と述べた。