ロンドンオリンピックのカンボジア代表に選ばれた猫ひろし(本名滝崎邦明)さんの参加資格を国際陸上競技連盟が疑問視し、カンボジア陸連などに説明を求めていることが分かりました。国籍変更に関連し、国際陸上競技連盟は過去に国際競技会で代表経験がない選手についても今年から新たな規定を設けており、「国際陸上競技連盟に認められる」もしくは「規定に合わない」場合、出場が認められない可能性が出てきました。
猫ひろしさんのような日本人がカンボジアに国籍を取得してカンボジア代表としてオリンピックに出場する方法は賛否両論が出ていましたが、国際陸上競技連盟が今件に介入することで、国籍変更に関して公式な解釈がされることになります。
国籍変更についても正当な理由で、かつ成績が上位として認められているのであれば問題なかったのだと思いますが、猫ひろしさんの場合、結果が出せていない状況での出場には疑問視する声が出ており、国籍変更やカンボジア代表としての出場においても「金で買った」と言われても仕方がない状況かもしれませんね。
【猫ひろしさん五輪黄信号か 国際陸連、資格を疑問視 – 47NEWS（よんななニュース）】
昨年１０月にカンボジア国籍を取得してロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろし（本名滝崎邦明）さん（３４）の参加資格を国際陸上競技連盟が疑問視し、カンボジア陸連などに説明を求めていることが１２日、分かった。五輪出場が認められない可能性も出てきた。
国籍変更に関連し、国際陸連は過去に国際競技会で代表経験がない選手についても今年から新たな規定を設け、国籍取得後１年が経過していない場合は（１）連続した１年の居住実績（２）国際陸連理事会による特例承認―のいずれかが必要になった。
猫ひろしさんの五輪出場資格を国際陸連が疑問視 国籍変更や国際競技会で代表経験など | CUTPLAZA DIARY
