竹島不法占拠の韓国、遺憾の意伝える野田首相の親書を返送へ ※外交慣例上異例の対応

野田佳彦総理大臣は17日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領宛に親書を送っていましたが、韓国側はこれを日本側に送り返すことに決めたといい、早ければ23日中になるとのことです。
これは外交儀礼上異例の対応であり、藤村官房長官は記者会見で、「外交慣例上、首脳間の親書が送り返されるという例は通常ありえないと聞いている。現時点で韓国側から親書を送り返すという方針決定の連絡があるわけではない」と話しています。

野田総理は親書に韓国大統領の竹島上陸並びに日韓関係における様々な発言に遺憾の意を伝える内容が書かれていたといました。
あわせて日本政府は、この親書とは別に、竹島の領有権について国際司法裁判所への共同提訴に応じるよう求める書簡を韓国政府に渡していましたが、こちらは韓国は拒否する内容の書簡を出す方針とのことです。

「不法占拠」や「竹島」という記述が気に入らなかったといいますが、歴史上でも日本の領土であることは明らかです。

要は首脳同士の手紙のやり取りなのに、読まずに手紙を送り返すという無礼だし馬鹿にした行為をされているわけですね。

今回のような仕打ちや、国際司法裁判所の単独での提訴にしても経済制裁にしても、結果がどうであっても、世界に韓国による日本の竹島の不法占拠はおかしいというアピールを続けることが大事です。

ただし、再度送り返すとか、韓国と同じ低レベルの対応をしないで、アメリカなどと連携して韓国との外交に当たるのが適切です。

韓国 野田首相の親書を返送へ NHKニュース韓国 野田首相の親書を返送へ NHKニュース

韓国のイ・ミョンバク大統領が竹島に上陸したことを受けて、野田総理大臣は、今月17日、大統領に親書を送りました。
親書で、野田総理大臣は、大統領の竹島上陸や日韓関係を巡るさまざまな発言に対して遺憾の意を表明したうえで、竹島問題を国際法にのっとって平和的に解決するための提案をすることを伝え、日韓関係の大局に立って慎重な対応をするよう求めました。
これに対して、韓国政府は、親書への対応を検討してきましたが、22日、日本側に送り返すことを決めました。
これは、外交儀礼上、異例の対応で、送り返すのは今週中、早ければ23日になるということです。
そうした対応の理由について、韓国政府の関係者はNHKに対し、「親書の内容に事実関係の誤りがある」と述べています。
また、韓国メディアは「親書で島の名称が竹島と記され、韓国で使われている『トクト』という名称でないことへの反発がある」と伝えています。
韓国としては、あえて異例の対応を取ることで、竹島の問題には今後も強い姿勢で臨むことを示すねらいがあるとみられます。
日本政府は、この親書とは別に、竹島の領有権について国際司法裁判所への共同提訴に応じるよう求める書簡を韓国政府に渡しており、これについては、韓国は拒否することを伝える書簡を出す方向です。

韓国「非礼」承知で…野田首相の親書を返送へ : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)韓国「非礼」承知で…野田首相の親書を返送へ : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 親書への対応について、韓国政府内では、無視することや返書で反論することも検討されたが、国際法や外交の専門家らの意見を聴取した結果、外交儀礼上、異例の返送を決めたという。聯合電によると、韓国政府当局者は「外交的に非礼になるとしても、我々の原則を修正する必要があるのか。日本も親書を送る過程で外交上の礼儀に反した側面がある」としている。

首相親書、午後に異例の返送へ…日韓険悪化必至 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)首相親書、午後に異例の返送へ…日韓険悪化必至 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

外交儀礼上、異例の措置で、日韓当局間の関係が険悪化するのは必至だ。

韓国による親書返送 日本政府「聞いたことがない」+(1/2ページ) – MSN産経ニュース韓国による親書返送 日本政府「聞いたことがない」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 親書返送という非礼な対応について、政府高官は「韓国国内はそういう雰囲気なんだろう」と語った。

 日本政府は再び親書を送付することはしないものの、韓国に対する抗議姿勢をさらに強める構えだ。玄葉光一郎外相が民主党政権の閣僚として初めて竹島について「不法占拠」と表現したのもその一環だ。

 政府は韓国側の反発に配慮して「不法占拠」という表現を控えていたが、大統領の竹島上陸を受けて方針転換した。首相官邸と外務省が調整した上で、国会答弁では「不法占拠」という表現を使うことになった。

「あり得ない非礼な対応」政府、韓国に抗議検討 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)「あり得ない非礼な対応」政府、韓国に抗議検討 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 政府は22日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領宛ての野田首相の親書が返送されてきた場合の対応の検討に入った。

 「あり得ない非礼な対応だ」と受け止めており、首相周辺は「返送されてくれば、外相や官房長官らが速やかに正式な抗議をし、韓国政府の対応を注視することになるだろう」と述べた。

 外務省幹部の一人は「韓国が異例の対応をするのは、日本の抗議に対し、動揺している証拠ではないか」と分析した。韓国に対し、韓国経済に影響を与える日韓通貨交換(スワップ)協定見直しなどの対抗措置を求める声も強まりそうだ。

官房長官”親書返送はあり得ない” NHKニュース官房長官

これについて、藤村官房長官は記者会見で、「外交慣例上、首脳間の親書が送り返されるという例は通常ありえないと聞いている。現時点で韓国側から親書を送り返すという方針決定の連絡があるわけではない」と述べました。
そのうえで、藤村長官は「親書は、この時点での野田総理大臣の考え方を韓国側に伝えるものであり、しっかりと受け止めてほしい。親書を送り返すという礼儀に反する事態はないと思っている」と述べました。
さらに、親書が送り返された場合に追加の対抗措置を取るかどうかについては「具体的に何か決定したわけではない」と述べました。

2012/08/17
竹島問題 首相が韓国大統領に親書 NHKニュース竹島問題 首相が韓国大統領に親書 NHKニュース

野田総理大臣は、17日、韓国のイ・ミョンバク大統領に対し、島根県の竹島に上陸したことなどに遺憾の意を示しうえで、近日中に竹島問題について平和的に解決するための提案を行うことを伝える親書を送りました。

政府は、韓国のイ・ミョンバク大統領が日本海にある島根県の竹島に上陸したことを受けて、竹島の領有権について、国際法にのっとって平和的な解決を目指すため、国際司法裁判所への提訴に向けた手続きに入る方針を決めました。
これを受けて、野田総理大臣は、17日午後、外交ルートを通じて、イ・ミョンバク大統領に対し親書を送りました。
この中で、野田総理大臣は、イ・ミョンバク大統領の竹島上陸と日韓関係に関するさまざまな発言に遺憾の意を伝えました。そのうえで、近日中に竹島問題について、国際法にのっとって平和的に解決するための提案を行うことを伝え、日韓関係の大局に立って、未来のために慎重な対応をするよう求めています。

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