ロンドンオリンピック出場選手含めた女子柔道の選手ら15人が体罰やパワハラを受けていたと告発していた問題で、日本オリンピック委員会(JOC)理事で自民党の橋本聖子参院政審会長は党参院議員総会で「長年のいろいろな問題を訴えることには非常に大きな責任がある。選手一人一人が理解しなければいけない」と述べ、「プライバシーを守ってもらいながらヒアリングをしてもらいたいというのは、決していいことでない」と指摘し、「あまりにも選手のプライバシーを守ろうとする観点から、15人の選手が表に出ていないことをどう判断するか。非常に大きな問題だ」と語りました。
■追記 2013/02/06 22:37
【橋本聖子氏「『(女子柔道パワハラ告発選手の)氏名を公表すべき』とする発言はいたしておりません」 | CUTPLAZA DIARY】
何か橋本聖子氏は勘違いされているのかもしれませんが、暴行やパワハラは刑事事件になってもおかしくない問題です。
そして、彼女たちは被害者です。
暴行を認めた監督の続投をさせようとしたJOCの対応を反省するならいざしらず、被害者の選手らの名前を公表するのは間違っています。
どうして全柔連やJOCに選手らが代理人の弁護士を立てて告発しなくてはいけなかったのか、告発してもなかなか彼女らは助けられなかったのか。
JOC、ならびに橋本聖子氏は考えていただくとともに、彼女たちを救うのに彼女たちの名前は必要なく、名前の公表はパワハラと同義であると認識して欲しいと思います。
【朝日新聞デジタル:「私たちの声、内部で封殺」 女子柔道選手側の訴え全文 – スポーツ】 (キャッシュ)
【柔道暴力問題 告発選手の名前公表を…橋本聖子氏が要請 ― スポニチ Sponichi Annex 柔道】
【橋本聖子氏「告発選手名の公表を」 – 柔道ニュース : nikkansports.com】
【柔道女子、告発選手名の公表を 自民・橋本聖子氏 – 47NEWS(よんななニュース)】
【橋本聖子事務所】
【橋本聖子 (hashimoto_seiko) on Twitter】
【橋本聖子 – Wikipedia】