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引き取り手がない死亡者のカードで預金引き出した大阪市職員逮捕

行き倒れで死亡した70代男性のキャッシュカードで不正に数回にわたり計数十万円引き出した大阪市住吉区役所副参事(55)を、大阪府警住吉署は27日、窃盗の疑いで逮捕しました。
副参事は引き取り手のない死亡者の関連業務を担当していたといい、警察から連絡を受け死亡者の所持品を預かり葬儀の手配や身元調査といった対応を1人でしていました。

大阪市の職員の犯行だそうですが、なんとも情けない話ですね。。
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110人が入れ墨職員の大阪市、入れ墨検査の回答拒否続ける職員513人に懲戒処分

大阪市は全職員約3万3500人を対象に実施した入れ墨検査で110人が入れ墨をしていると回答した問題で、回答拒否を続ける513人に対し職務命令違反を理由として減給か戒告の懲戒処分にすることを決めました。
大阪市は未だに回答を拒否をしている513人には23日までに回答するよう求めていましたが、「思想信条の自由を侵す」などとして拒否を続けているとのことです。

TATTOO COLLECTION (富士美ムック)
TATTOO COLLECTION (富士美ムック)

橋下徹市長が憎くてたまらないので反発する職員もいるのでしょうが、日本では入れ墨はアウトローな存在が行うものという印象が強く、ファッション感覚という海外の文化とは隔たりが大きいものです。それはタトゥであっても入れ墨と変りないのです。また、多くの人は入れ墨が入った人は社会的ペナルティを受けることを知っています。

橋下徹市長は入れ墨問題に関して「入れ墨をしたいなら民間にいけばいい」とか「公務員が遊び半分で入れ墨を入れるなんて何かが狂っている」としており、市民からも昨年「入れ墨をしたごみ収集職員がいる。問題ではないか」という意見が寄せられていました。

民間の企業でも刺青の入った人は人目につかない部署に回されるものです。

また、大阪市では以前から教師の。君が代の起立斉唱について義務付ける条例が制定されています。
「思想信条の自由を侵す」などと発言するのは、どういう思想信条の人なのかということですね。

ところで「思想信条の自由を侵す」というのは正式には「思想・良心の自由」という自由権の一つです。
こうした自由権を巡る争いは何度か起きており、雇用契約における日本国憲法第19条((憲法第19条・第14条。労働基準法第3条)を主張する原告と、「企業の経済活動ないし営業の自由」(憲法第22条・第29条)を主張した三菱樹脂による、三菱樹脂事件において、『憲法19条は私人間の適用を予定していないから、特定の思想・信条を持つ者の雇い入れを拒んでも憲法19条に違反しない。』という判例が出ています。
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橋下徹市長「値上げなら関電改革」→「節電に住民支持ない場合は再稼働容認」→「原発ゼロ無策は国家危機」

大阪市の橋下徹市長は、北海道電力泊原発3号機が5日に停止し、全国で稼働する原発がゼロになることについて初めて言及し、「原発が再稼働できなかった場合の対策を国が講じていないのは重大な国家危機だ」「再稼働できる場合と、できなかった場合との二つのプランを持っておかないといけない。それが国家運営だ」と政府を批判しています。

橋下徹市長「値上げなら関電改革」→「節電に住民支持ない場合は再稼働容認」→「原発ゼロ無策は国家危機」

ただ、橋下徹市長は電力会社が値上げに踏み切れば「関電改革に切り込む」と脅し、電力不足が懸念されるが節電に住民支持ない場合は再稼働容認と話してみたり、話のベクトルがコロコロ変わるので、政府や電力会社の批判を言っているだけのようにも感じる今日この頃です。

市役所職員や教師の問題に対する取り組みに関しては支持していたのですが、最近の維新の会の船中八策とか原発問題に関して、ちょっと理解しかねることも多くなってきました。

あわせて、最近の橋下徹市長は原発問題を政争の具にしているきらいがあるようにもお見受けします。

東日本大震災による福島原発の事故から、日本の原発事業は将来的に終わるべきものであるとは思いますが、電力の供給やコストが社会や経済に与える影響はどのようにされるおつもりなのでしょう。
電力不足かつ火力発電頼みに寄る電気料金の値上げがされた場合に、橋下徹市長の批判以外の対策もそろそろ示して欲しいものですね。
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