中国の格安航空会社「春秋航空」が、出発の遅れに激しく苦情を入れた乗客を対象に「ブラックリスト」を作成していたと、19日付の中国の新京報が報じています。
ある女性乗客は4月末に春秋航空の上海発ハルビン(黒竜江省)行きの便を利用した際に、離陸が8時間以上遅れたことから、乗客らと共に賠償を請求しており、受け入れなければ搭乗を拒否すると主張していました。その結果、春秋航空側は一部乗客に1人当たり200元(約2500円)を補償していました。
この女性が6月にネット上で春秋航空便の予約ができなくなっていましたが、問い合わせたところ、「補償を受け取っていたらブラックリストに入っている」と春秋航空側は回答したとのことです。
日本の航空会社でも飛行機に乗るお客様に輸送以外の余計なサービスは提供しないといったサービスコンセプトを機内に貼っていたことで問題になったことがありましたが、どうも格安の航空会社だとこういったサービスとかの面でトラブルが増えるのかもしれません。
続きを読む 中国の格安航空会社がブラックリスト作成 苦情を入れた乗客の搭乗拒否