群馬県桐生市の庭山由紀市議は25日、「献血の車が止まっているけど、放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」とTwitterで発言し批判が集まりました。また、議会事務局と市に「放射能汚染地域の住民への差別だ」といった苦情が電話やメールで殺到し、午後5時半までに、合わせて180件以上にのぼったといいます。
【Twitter / niwayamayuki: 献血の車が止まっているけど、放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?】
庭山議員の発言に議員の発言とは信じられないという声に「議員も人なり」「あんたたち、議員をなんだと思ってるの?」「くずにつべこべいわれたくないわ」と意味の分からない発言を繰り返しており、「健康に問題無ければ誰の血でも構いませんよ」という声に庭山議員は「じゃあどうぞ」と返信していたり動機は未だ不明です。
【「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」と群馬県桐生市市議会議員 – Togetter】
【朝日新聞デジタル:「放射能汚染地域の血ほしいか」桐生市議ツイートに批判 – 社会】
群馬県桐生市の庭山由紀市議(43)が25日、ツイッターで、地元を放射能汚染地域と位置づけ、「献血の車が止まっているが、住む人の血がほしいか」との趣旨をつぶやいたところ、市や議会事務局に抗議が殺到した。議会は急きょ庭山氏を呼び、話を聞いた。荒木恵司議長は「議会として看過できない。週明けに対応を決める」と話している。
市庁舎前に献血車があるのを見て書き込んだとみられ、午前11時44分のつぶやき直後からネット上で「この人が議員でいいのか」などと批判が相次いだ。議会事務局と市には午後1時すぎから、「放射能汚染地域の住民への差別だ」といった苦情が電話やメールで殺到。午後5時半までに、合わせて180件以上にのぼった。
議会は各派代表者会議を緊急に開催。議会事務局などによると、説明を求められた庭山氏は「桐生市は放射能汚染地域であり、間違ったことは書いていない。訂正する気はなく、恥じることもない」と述べたという。
【「放射能汚染地域の人の血、欲しい?」桐生市市議ツイッターで暴言:社会:スポーツ報知】
群馬県桐生市の庭山由紀市議(42)が25日、自身のツイッターで市役所前に停車していた献血車の画像を公開し、「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」と投稿していたことが分かった。市には「科学的根拠を欠いた発言」「不安をあおっている」などの抗議が殺到している。
取材に応じた庭山氏は、「桐生市は放射能汚染地域。そういう事情を考慮せず、献血をすることが必要かどうかを問いかけた」と説明した。文言を削除したり、撤回する意向はないという。
庭山氏は記述を追及されると「あんたたち、議員を何だと思っているの?」「くずにつべこべ言われたくないわ」とツイッターで反論。「くず」について庭山氏は「ツイッターの登録名にクズとあったので名前を書いただけ」と述べた。
その後は、「群馬県桐生市は東北ではありません。北関東に位置しています」「福島第1原発の汚染地域になりました」と桐生市の“PR”を始めた。
庭山氏は無会派で活動し、現在2期目。昨年12月にも「(放射能汚染の可能性があると)わかっていながら、毒物作る農家の苦労なんて理解できません」と書き、批判されているが、この日改めて「土壌が汚染されれば、自然に野菜も汚染される。毒物です」と持論を展開した。
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