松山の小学校、北九州市の修学旅行を延期「健康に不安」試験焼却がれきの放射線量は自然界範囲内

北九州市へ修学旅行を予定していた愛媛県松山市の市立日浦小学校の小学校は、北九州市の東日本大震災のがれきの試験焼却に不安視した保護者らの「児童の健康に影響しないか不安だ」という意見を受けて旅行を延期したことが分かりました。
今後の日程とコースは未定で、行き先を変更する可能性もあるとしています。

試験焼却したのは宮城県石巻市の震災がれきであり、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下のもので、木くずなどを中心とした可燃物約80トンでした。
宮城県石巻市の出発時や北九州市の処理施設に到着時、並びに焼却後にも1時間あたりに受ける放射線量を示す「空間線量率」も測ったそうですが、いずれも自然界で検出されるレベル毎時0・06マイクロ・シーベルト程度でした。

日本の自然放射線量(愛媛付近)
松山の小学校、北九州市の修学旅行を延期「健康に不安」試験焼却がれきの放射線量は自然界範囲内

さて、愛媛県は自然放射線量が日本全国でもトップだと知っているのでしょうか?

きちんと処理すれば震災にあった東北の支援が出来るものを、過剰な危険視をすることは馬鹿げています。

もう恥ずかしいので、修学旅行をするのはやめたほうがいいですね。

【放射能漏れ】北九州市の試験焼却で修学旅行延期 松山の小学校 「健康に不安」と保護者 – MSN産経ニュース【放射能漏れ】北九州市の試験焼却で修学旅行延期 松山の小学校 「健康に不安」と保護者 - MSN産経ニュース

 北九州市で始まった東日本大震災のがれきの試験焼却をめぐり、同市への修学旅行を予定していた松山市の市立日浦小学校が「児童の健康に影響しないか不安だ」という保護者の意見を受け、旅行を急きょ延期していたことが25日、同小への取材で分かった。

 6年生6人が24日から1泊2日で、広島市の原爆資料館や山口県下関市の水族館をめぐり、北九州市に宿泊する予定だった。試験焼却が始まった23日に6年生の保護者全員の代表が「延期を検討してほしい」と学校に電話し、校長や教頭が話し合って延期を決めた。

 今後の日程とコースは未定で、行き先を変更する可能性もある。小野誠一校長は「保護者の声を尊重した。子供たちの思い出になるので、修学旅行は必ず連れて行きたい」と話した。

震災がれき:受け入れ北九州市への修学旅行を拒否- 毎日jp(毎日新聞)震災がれき:受け入れ北九州市への修学旅行を拒否- 毎日jp(毎日新聞)

 松山市の日浦小(小野誠一校長、児童数44人)が、24日から1泊2日で予定していた北九州市などへの修学旅行を延期したことが分かった。北九州市が東日本大震災の被災地のがれきを受け入れたことで、保護者が「子供たちを行かせるのは不安」と反対したため、行き先を変更する方針を決めた。

 同校によると、修学旅行は6年生6人全員が参加。24日に広島市から北九州市の遊園地「スペースワールド」へ向かい、同市内で宿泊。25日に山口県を訪れる日程だった。

 しかし、北九州市が23日、宮城県石巻市のがれきを受け入れ、西日本で初の試験焼却を始めたため、6年生の保護者全員が反対し、学校側が延期を決定。児童には24日朝に説明した。小野校長は「安全を確認して説得したが、保護者の総意なので受け入れた」と説明している。

日本地質学会 – 日本の自然放射線量日本地質学会 - 日本の自然放射線量
Ceron.jp – 日本地質学会 – 日本の自然放射線量Ceron.jp - 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
日本地質学会 - 日本の自然放射線量

がれき焼却灰を採取、北九州市が放射能濃度測定 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)がれき焼却灰を採取、北九州市が放射能濃度測定 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市のがれきの試験焼却を行っている北九州市は24日、同市小倉北区のごみ焼却施設・日明
ひあがり
工場で焼却灰を採取した。市内の分析機関で放射能濃度を測定。市が安全基準としている1キロあたり最大330ベクレルの範囲内かどうかを確認し、28日頃に結果を公表する。

 この日の作業は午前9時頃から始まった。防じんマスクやヘルメットを着けた分析機関の作業員や市の担当者ら14人が、ばいじんを除去するフィルターに付着した飛灰や焼却灰をスコップで約1キロずつ採取した。

 また、焼却灰を一時保管する灰ピットなど工場敷地内で、1時間あたりに受ける放射線量を示す「空間線量率」も測った。いずれも自然界で検出されるレベルだったという。

2012/05/16
北九州市、23日からがれき試験焼却 石巻の木くずなど80トン – 中国新聞北九州市、23日からがれき試験焼却 石巻の木くずなど80トン - 中国新聞

 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市の北橋健治市長は16日の定例記者会見で、がれきの試験焼却を、23日から3日間実施すると発表した。西日本で初めての試験焼却になる。

 同市によると、試験焼却するのは、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下のもので、木くずなどを中心とした可燃物約80トン。石巻市の仮置き場で19日までに選別し、袋詰めする。

 主にトラックで現地から北九州市内2カ所の焼却炉に搬送し焼却。市は炉や焼却灰などの放射性物質の濃度や、炉の敷地や周辺の空間放射線量を測定し、受け入れ可能かどうかを判断する。

 受け入れを決めた場合は、市は年間約3万9500トン以内のがれきを処理することを想定している。

 北九州市議会は3月、市にがれき受け入れを要請する決議を全会一致で可決。北橋市長は5月1日に受け入れの可否を判断するための有識者検討会を開き、5月中に試験焼却を行う方針を示した上で、「具体的データを示し、市民の皆さまに安心してもらえるような説明が重要」と話していた。

2012/05/17
がれき選別を石巻で公開、受け入れ検討の北九州市 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)がれき選別を石巻で公開、受け入れ検討の北九州市 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市は17日、石巻市のがれきの仮置き場で、23日から始める試験焼却用のがれきを選別し、袋詰めする作業を報道陣に公開した。

 ヘルメットや防じんマスクを身に着けた作業員たちは、高さ数メートルのがれきの山を重機でかき分けながら、手作業で、金属類やガス管などの危険物、写真などの思い出の品を取り除いた後、木材などを機械で30センチ以下に破断。ベルトコンベヤーに載せられた木くずなどを改めて点検した後、ショベルカーで、プラスチック製の袋に500~600キロずつ詰めた。その後、北九州市環境局の職員らが袋の横で放射線の空間線量率を計測。毎時0・06マイクロ・シーベルト程度で、自然界で検出される範囲内の数値だったという。

■追記
自然界と同レベル数値なのに修学旅行延期 愛媛の保護者が「震災がれき処理が不安」 (1/2) : J-CASTニュース自然界と同レベル数値なのに修学旅行延期 愛媛の保護者が「震災がれき処理が不安」 (1/2) : J-CASTニュース

2012/05/26
東日本大震災:がれき処理、県教委「正しい情報を」 北九州市への修学旅行延期で /愛媛- 毎日jp(毎日新聞)東日本大震災:がれき処理、県教委「正しい情報を」 北九州市への修学旅行延期で /愛媛- 毎日jp(毎日新聞)

 松山市立日浦小学校が東日本大震災で発生したがれきを試験焼却した北九州市への修学旅行を延期したことを受け、県教委は25日、県内の各市町教委に対し、客観的な情報に基づく対応を求める通知を出した。

 通知では、風評被害の拡大阻止や被災地への差別につながらないよう、管内の小中学校への適切な指導を要請。北九州市での試験焼却後の放射線量が受け入れ前と同レベルであることなどを示し、「児童や保護者に正しい情報を提供するなど、十分な理解が得られるよう努めること」を求めている。

 県教委義務教育課によると、各市町教委への聞き取りでは他に修学旅行の延期や行き先変更の動きはないという。

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