MBS「よんちゃんTV」で保守政党を「強くてこわい日本」と分類

MBS「よんちゃんTV」で保守政党を「強くてこわい日本」と分類

MBSの報道番組「よんチャンTV」において1月21日、ジャーナリスト武田一顯氏が政党を政治意識を分類するフリップの中で特定の政党(自民党や維新の会など)の政治的立場を「強くてこわい日本」といった言葉で表現したことがインターネット上などで話題となりました。

日本維新の会 藤田文武共同代表もTwitterにて「こわい日本って。なんですかこれは。」と反応しています。

Xユーザーの藤田文武(日本維新の会 共同代表)さん: 「こわい日本って。なんですかこれは。」 / X

MBS「よんちゃんTV」で保守政党を「強くてこわい日本」と分類
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一方で立憲・国民・れいわ・共産は優しくて穏やかな日本としていました。

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第50回衆議院議員総選挙の公示直後の 2024年10月16日ごろにもジャーナリストの武田一顕氏が、有権者の意識や各政党の立ち位置を解説するコーナーで日本保守党や自民党の一部(高市早苗氏の支持層など)に関連する文脈で、「強くてこわい日本」という言葉が使用されていたようなのですが、動画やスクショなどが見つけられませんでした。

分類の内容

番組内では、有権者の意識を「やさしい日本」と「強くてこわい日本」といった対照的な軸で分類して解説が行われました。その際、保守的な主張を持つ勢力が「強くてこわい日本」の側に配置されていたことが、視聴者やSNS上で「偏向している」「レッテル貼りだ」といった批判を招く一因となりました。

この分類は、番組に出演したジャーナリストや専門家による選挙情勢の解説(例えば、日本保守党の台頭や高市早苗氏への支持層の分析など)で用いられました。

視聴者の反応

公平性が求められる報道番組において、感情的なニュアンスを含む「こわい」という言葉を特定の政治勢力の形容に使用したことに対し、不快感を示す声や、メディアのあり方を問う議論が起きました。

なお、番組側は特定の政党を公式に誹謗中傷する意図ではなく、あくまで有権者が抱くイメージや政治的スタンスの対比として紹介したものと見られますが、その表現の妥当性については現在も議論の対象となっています。

よんチャンTVの過去の報道

1MBS『よんチャンTV』に出演したジャーナリストの武田一顕氏は解散総選挙がはらむ危うさを「議会制民主主義が劣化していく状況だ」とし、自民党は「選挙に勝てばいい」というスタンスですが、一方で、選挙の結果によっては自民党が揺らぐと話しています。

また、立憲民主党の安住淳幹事長は「税金の無駄遣い解散だ」と批判する野党の声を取り上げ、国民民主党の玉木雄一郎代表「政局よりも経済政策を最優先に」や公明党の斉藤鉄夫代表「大義なき解散」の声も取り上げています。

これについては武田一顕氏は以下のように話しています。

  • 解散理由・発表が遅く、ずるい、姑息
  • 野党は準備不足で不利

それらを受けてジャーナリストの立岩陽一郎氏は「私の印象としては、おそらく高市総理はもう“行き所”を失っているわけです。『台湾有事』発言に対して、中国の反応が思いのほか、かなり厳しかった」と中国の反応について、関連付けて話しています。

MBSとは

MBS(株式会社毎日放送)は、大阪府大阪市に本社を置く、近畿広域圏を放送対象地域とする特定地上基幹放送事業者です。

基本概要

  • 正式名称: 株式会社毎日放送(Mainichi Broadcasting System, Inc.)
  • 系列: テレビはJNN(TBS系列)、ラジオはJRNおよびNRNのクロスネット局です。
  • 親会社: 持株会社である株式会社MBSメディアホールディングスの傘下にあります。

資本・歴史背景

  • 設立: 1950年に「新日本放送」として設立された、日本でも歴史のある民間放送局の一つです。
  • 新聞社との関係: 毎日新聞社とは「友好会社」という対等な立場の協力関係にあり、同社はMBSの主要株主の一つです。
  • ネットワークの変遷: かつてはNET(現テレビ朝日)系列でしたが、1975年に新聞資本の整合性を図るため、朝日放送(ABC)と入れ替わる形でTBS系列へと「腸捻転解消」と呼ばれるネットチェンジを行いました。

番組・報道の特徴

  • 看板番組: 平日午後の情報番組『よんチャンTV』や、全国ネットの『プレバト!!』、ドキュメンタリー番組『映像』シリーズなどを制作しています。
  • 報道姿勢: 2026年現在も、関西の政治(大阪都構想や万博、選挙など)に対して積極的な取材・解説を行っています。一方で、特定の政治分類(「強くてこわい日本」など)を用いた解説が、視聴者から「偏向している」と批判を浴びるなど、SNS等で物議を醸すこともあります。

関連事業

  • MBSラジオ: 2021年に放送事業を分社化し、現在は「株式会社MBSラジオ」として独立した運営を行っています。
  • コンテンツ制作: アニメやバラエティなど、関西ローカルにとどまらない全国向けのコンテンツ供給力に強みを持っています。

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