内閣府「自殺をしたいと思ったことがある人は4人に1人。女性が男性を上回っている」

内閣府は自殺対策に関する意識調査の結果として、自殺を考えた経験がある人は全体で23・4%となり、2008年2月の前回調査より4・3ポイント増え、20歳代女性は33.6%で前回調査(21・8%)よりも大幅に増えていることが分かりました。
年代別では、40歳代の27・3%、50歳代の25・7%、30歳代の25・0%と続いており、すべての年代で女性が自殺をしたいと思ったことがある人は女性が男性を上回っているという結果になったそうです。

ただ、自殺したいと思った人が20歳代に多いそうですが、20歳代が28% ・ 30歳代が25% ・ 40歳代が27% ・ 50歳代が26% ・ 60歳代が20% ・ 70歳以上が16%なのですから、全体的に考えるだけなら変りないように見えます。
また、実際に自殺しているのは男性が圧倒的に多いという統計が警察庁から出ています。
そういう結果を見ると、女性は周りにアピールをする一方、男性は悲観したまま自殺に至るケースが多いようにも見受けます。

「自殺考えた」23%に増加…20代女性3割超 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)「自殺考えた」23%に増加…20代女性3割超 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 内閣府は1日、自殺対策に関する意識調査の結果を発表した。

 これによると、自殺を考えた経験がある人は全体で23・4%となり、2008年2月の前回調査より4・3ポイント増えた。年代別では20歳代の28・4%が最も多く、特に20歳代女性は33・6%と、前回調査(21・8%)から大幅に増えている。

 調査は今年1月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施し、有効回収率は67・2%だった。

 年代別では、40歳代の27・3%、50歳代の25・7%、30歳代の25・0%と続いた。すべての年代で女性が男性を上回っている。

 また、自殺を考えたことがある人のうち、「最近1年以内」に考えたと答えた人も、20歳代の36・2%が最多だった。20歳代女性に限定すると44・4%に上った。

時事ドットコム:20代の3割弱「自殺考えた」=内閣府調査時事ドットコム:20代の3割弱「自殺考えた」=内閣府調査

 内閣府は2日、自殺対策に関する意識調査の結果を発表した。全体の23.4%が「自殺したいと思ったことがある」と回答。前回2008年2月調査に比べて4.3ポイント増えた。年代別では20歳代が28.4%と最も高く、前回比3.8ポイント増だった。内閣府自殺対策推進室は「周囲とのつながりが希薄な若者に焦点を当てた対策を講じる必要がある」としている。
 調査は1月中下旬、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施。有効回収率は67.2%。
 自殺したいと思ったことがあると答えた人を年代別に見ると、20歳代に次いで高かったのが40歳代の27.3%。続いて50歳代25.7%、30歳代25.0%、60歳代20.4%、70歳代以上15.7%の順だった。50歳代以下では4人に1人以上が自殺を考えたことになる。
 悩みを打ち明ける相談相手が「いる」としたのは、女性94.7%に対し、男性90.3%。性別と年代別を組み合わせて見ると、20歳代男性が最も低く87.6%だった。

“自殺考えた”20歳代が高い比率 NHKニュース

年齢別にみると▽20歳代が28%▽30歳代が25%▽40歳代が27%▽50歳代が26%▽60歳代が20%▽70歳以上が16%で、20歳代が最も高く、50歳代以下では4人に1人以上が、自殺を考えた経験を持っていることになります。
内閣府は「今回の調査を踏まえると、自殺者数で多くの割合を占めている中高年層だけでなく、若い世代に焦点を当てた対策も必要だ。悩みがあれば相談してもらいたいし、周りの人にも自殺のサインに気付いてほしい」と話しています。

参考資料:警察庁発表 自殺者数の統計参考資料:警察庁発表 自殺者数の統計

第1章|5 男女別の自殺の状況 – 内閣府第1章|5 男女別の自殺の状況 - 内閣府

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