カナダの海岸漂着のバイク、ハーレーダビッドソン社が無料で修理し持ち主に届けようとしている。

カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の島の海岸で、東日本大震災の影響で流されたとみられる日本の宮城ナンバーのバイク(ハーレーダビッドソン社製)がコンテナに入った状態で見つかった件で、ハーレーダビッドソン社が無料で修理し、所有者の宮城県の男性に届けようとしていることが明らかになりました。
近く、ハーレーダビッドソン社は発見者からバイクを受け取った上で日本に届ける準備をするとしています。

カナダの海岸で、津波により流失の宮城ナンバーのバイクが見つかる。 | CUTPLAZA DIARYカナダの海岸で、津波により流失の宮城ナンバーのバイクが見つかる。 | CUTPLAZA DIARY
カナダの海岸で、津波により流失の宮城ナンバーのバイクが見つかる。
カナダの海岸で、津波により流失の宮城ナンバーのバイクが見つかる。

また、持ち主は被災し現在仮設住宅に住んでおり置く場所がないとしていますが、そちらはしばらくの間購入した販売店が保管してくれることになっています。

東日本大震災の際に起きた津波の影響で、海外で日本の瓦礫が漂着している件で、それらを日本に送るのはコストの面で大変だと思ってたのですが、ハーレーダビッドソン社がこうした活動をしてくれようとしているのは、とても嬉しく素晴らしいことですね。
ちなみに

2012/05/02 13:40 ハーレーダビッドソン社が無料で修理、所有者の宮城県の男性に届けようとしている
漂着のバイク 米メーカーが修理へ NHKニュース漂着のバイク 米メーカーが修理へ NHKニュース

東日本大震災の被災地から太平洋を越えてカナダ西海岸の島に流れ着いた「宮城」ナンバーのオートバイについて、製造したアメリカのメーカーが日本に送って修理したうえで、所有者の宮城県の男性に届けようとしていることが分かりました。

このオートバイは、先月18日、日本からおよそ6500キロ離れたカナダ西部、ブリティッシュコロンビア州のクイーンシャーロット諸島で、海岸を散策していたピーター・マークさんが見つけました。オートバイに「宮城そ428」というナンバープレートがついていたことなどから、持ち主は宮城県山元町の横山育生さん(29)と分かりました。
このオートバイについて、製造したアメリカのハーレー・ダビッドソンは、日本に送って無料で修理したうえで横山さんに届けようとしていることを明らかにしました。オートバイは、現在、発見したマークさんが保管していて、メーカーでは、近くマークさんから受け取ったうえで日本に送る準備を整えたいと話しています。
メーカーの担当者は、NHKの電話取材に対して「所有者の横山さんは厳しい環境に置かれていると思いますが、オートバイを届けることで前向きになっていただけたら非常にうれしいです」と話しました。発見者のマークさんも「横山さんにバイクが戻ることは、すばらしいことです」と電話口で喜んでいました。

FNNニュース: 「漂流」ハーレーの持ち主判明 「戻ってくれてありがとう」FNNニュース: 「漂流」ハーレーの持ち主判明 「戻ってくれてありがとう」

東日本大震災の津波で、およそ6,500km離れたカナダの島に流れ着いた大型バイク「ハーレーダビッドソン」の持ち主が1日、判明した。
愛車との思い出を話す、宮城・山元町の横山育生さん。
漂着したハーレーの持ち主・横山さんは「間違いなくわたしのということで、わかったので、ちょっと夜だったんですけれども、目がはっきり覚めてしまいました」、「名古屋とか、あとは岐阜ですか、そちらの方に、2泊3日でツーリングに行きまして、とても思い出には残っています」などと話した。
横山さんは、津波で自宅を流され、家族3人を亡くし、今は仮設住宅で暮らしている。
横山さんは「戻ってきてもらえるのはうれしいんですけども、被災してますので、置く場所もありませんし。そこら辺だけがちょっと心配です」と話した。
こうした中、横山さんがハーレーを購入した販売店が、保管場所に名乗りを上げている。
横山さんがハーレーを購入した店の店員は「一日千秋の思いで、戻ってくるのを待たせていただきたいと思いますし、戻ってきたら、なるべくのことはさせていただこうかと思ってますんで」と語った。
また、日本への輸送は、ハーレーダビッドソン本社が全面協力するという。
横山さんは「(バイクに対して、おかしいですけど、なんて声をかけますか?)戻ってきてくれて、ありがとうですかね」と話した。

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