「一酸化二水素ジョーク」で水道局へ電話殺到し、ラジオ局のDJが無期限謹慎処分に

フロリダ州のラジオ局のDJが今年のエイプリルフールのネタに「一酸化二水素ジョーク」を取り上げたところ、地元の水道局へ電話が殺到しました。郡の広報担当者ダイアン・ホルムさんは地元新聞に対し「わたしの理解では、虚偽の水質問題を電話するのは重罪だ」とコメントしており、ラジオ局は番組訂正を行って謝罪し、二人のDJを謹慎処分(無期限謹慎処分)にしたといいます。

「一酸化二水素ジョーク」は「DHMO」とも呼ばれますが、一酸化二水素とは「H2O = 水」を分かりにくくした言葉であり、知っている人は知っている有名なネタです。
一酸化二水素ジョークにおいて以下のような「重篤なやけどの原因となりうる」「地形の侵食を引き起こす」「多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる」といった説明がされることが多く、人がいかにだまされやすいかというジョークの一種にも用いられることが多いものです。

アサヒ おいしい水 六甲
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ともあれ、このネタを知らない人は多く、科学の知識も乏しい人は信じてしまうネタなのかもしれません。
日本でも東日本大震災当時から今現在でも風評被害が広まったのは、今回の騒動によく似ています。

「一酸化二水素」ジョークで、米国のラジオ番組DJが無期限謹慎処分に « WIRED.jp「一酸化二水素」ジョークで、米国のラジオ番組DJが無期限謹慎処分に « WIRED.jp

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