今月21日に日本全国で金環日食が観測できるそうですが、日食めがねも蛍光灯の形が見えてしまう粗悪品が出ていて消費者庁が注意喚起していますね。
というわけで、日食めがね以外の安全な観測方法として「ピンホール」を作ってみました。
※太陽の光は直接見てはいけません。
ピンホールとは穴を通して太陽の光を投射した光のシルエットを観測する方法です。
穴を通して投射された光のシルエットが観測出来ればいいので、光を通さない厚紙に穴をあけて影の中にある光の点を観測してもいいです。
ピンホールを試す場合は、太陽を直接見ずに太陽の方向に穴の開いた面を向け、太陽の光が穴から通るようにします。
穴から投射された太陽の光が底にあたったシルエットを観測してください。
この他、鏡で太陽の光を反射して影のある壁に光を投射しても良いのですが、この際も太陽を直接見ない事と、鏡からの光を目に当てないようにしてください。
【2012年5月21日 金環日食 | 観察方法】
【2012年5月21日 金環日食 | いつ、どこで見られるの?】
【蛍光灯の形が見える日食めがねは使わないで : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
金環日食が21日に迫るなか、消費者庁は16日、目を傷つける観賞用の日食めがねが販売されている恐れがあるとして、市販のめがねを緊急調査すると発表した。
18日までに安全性に問題のある商品名を公表する方針。
同庁には天文関係者から今月上旬、「粗悪品が売られている」との情報提供があった。これを受け、市販されている10種類以上の日食めがねを検査する。
同庁は、めがねの安全性の目安として、太陽光の可視光線の透過率が0・003%以下と示し、「蛍光灯にかざし、明るくて蛍光灯の形がはっきり見えるめがねは使わないで」と呼びかけている。
「金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。」への1件のフィードバック
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