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【遠隔操作事件】警視庁、共同通信と朝日新聞を「真犯人」メールに不正アクセスで書類送検

PC遠隔操作事件で、「真犯人」を名乗る人物から送られたメールアドレスのメールサーバーに、パスワードを不正に使用してアクセスしたとして、警視庁は共同通信社と朝日新聞社の複数の記者を書類送検する方針としています。
捜査関係者によると、両社の記者は昨年10月~11月ごろ、遠隔操作事件で使われたメールアドレスのサーバーに、犯人が使用したとされるアカウント名とパスワードを入力し、不正にアクセスした疑いが持たれてます。

【遠隔操作事件】警視庁、共同通信と朝日新聞を「真犯人」メールに不正アクセスで書類送検

問題のメールは昨年10月から11月に真犯人を名乗る者から自身の犯行についてのメールが弁護士や報道機関に届けられていました。
この「真犯人」からのメールにより、遠隔操作を受けパソコンの所有者が誤認逮捕されるという冤罪事件が発覚した経緯もあります。

警視庁などの合同捜査本部がサーバーへのアクセス履歴を調べたところ、匿名化ソフトを使用した「真犯人」のアクセスとみられるものの他に、共同通信社と朝日新聞社などからのアクセスが見つかり、経緯を調べていました。
また、共同新聞は4月、社内調査の結果として、「真犯人」の犯行声明メールのサーバーにアクセスしていたと発表しています。
この際に共同通信の吉田文和編集局長は「真犯人に近づく目的だったが、取材上、行き過ぎがあったとみている。厳正に指導する」としていました。

共同新聞による犯行声明メールへのアクセス履歴

共同新聞による犯行声明メールへのアクセス履歴

今回の警視庁の書類送検の話を受けて、共同新聞の石亀昌郎・共同通信社社会部長は「形の上では法律に抵触する可能性がありますが、事件の真相に迫るための取材行為だったことを捜査当局に説明し、理解してもらえたと思います」としています。
また、朝日新聞は不正アクセス容疑について「不正アクセス禁止違反の犯罪は成立しないことが明らか」とする反論記事を公開しており、「犯行声明メールは昨年10月9日、報道機関や弁護士に送信されました。その中に当該メールアカウントの識別符号(パスワード、以下:当該識別符号)が記載されていました」と説明しています。

しかしながら、昨年10月9日に弁護士や報道機関に送られた犯行声明メールに使用されたYahoo!Japanのフリーメール「●●@yahoo.co.jp」にはパスワードは記載されていなかったのではないでしょうか。
パスワードが判明していたのは昨年8月27日に予告で使用されたエキサイトのフリーメール「●●@excite.co.jp」です。

仮にすべてのメールにパスワードが書かれていたとして、「真犯人」が「このメールを警察に持っていって照会してもらえば、私が本物の犯人であることの証明になるはずです」としていても、捜査は警察の仕事であり、報道機関が侵入していい性質のものではないはずです。

時事通信は「パスワードは犯行声明の内容をヒントに類推した文言を入力、偶然アクセスできた」としており、こちらも利用権者の承諾に当たらないでしょう。

朝日新聞は「報道機関として必要な取材」としていますが、捜査の邪魔をしたことを反省するどころか、今後も取材のためなら犯罪行為をすると宣言しているようなものであり、ネットが広く利用されている現代社会において、こうした不正アクセス行為を正当化する取材方法は慎むべきです。

ちなみに、報道記者がアクセスできることを実証したのなら、
「真犯人」の犯行予告や犯行声明は誰でもできるという実証をしてしまったとこになりますが、誰が責任を取るつもりでしょう。

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2013/04/12
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