徳島市のかんぽの宿徳島で2011年10月に宿泊した男性(74)が大浴場のサウナで死亡した事件で、施設側がサウナの中を確認せずに大浴場を施錠するなどの安全配慮義務を怠ったのが原因として、亡くなった男性の妻など遺族はかんぽの宿を運営する日本郵政(東京)に約5400万円の賠償金を求める訴えを出しました。
遺族側は脱衣所に下着が残っていた為、職員は施錠をする際に確認が出来たと主張しています。
大浴場を施錠したということですが、それでもサウナの中に人がいることを確認せずに施錠したというのは安全配慮義務を怠ったと言われても仕方が無いのかもしれません。
サウナの事故としてはジャニーズのTOKIOがサウナの中で倒れたり、フィンランドでサウナの我慢大会で死亡事故が起きているのですが、あまりサウナの事故というのは聞いたことがありません。
ただ、お風呂での事故での死亡事故というのは年間1万4000人にのぼり、サウナにしても高血圧や心臓病の人は注意が必要だとされています。
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