このところ内部でごたついている2ちゃんねるについて、元管理人だか所有者だか所在自体が不確かな「ひろゆき」こと西村博之氏の文章とされるものが2ch.scに登場して話題になっています。
事の発端は2ちゃんねるが2chのサーバ管理などを行うN.T.Technology会長のジム・ワトキンス氏(Jim)が2月19日、「2chサーバーを確保しました。前の経営者は、2chの運営経費のための資金を十分な収入を獲得ことができなかったので、首にしました。」という書き込み以降、Jim氏が管理者ということになっており、その後「ホットリンクのデータ取得障害」や「2ch転載禁止騒動」が起きていました。
ひろゆき氏が2ch.scに発表したとされる文章によれば、2ちゃんねるのサーバとドメインは株式会社ゼロのレンタルサーバサービスを借りて運営されており、株式会社ゼロが提携するN.T.Technologyの経営が芳しくないということで、契約のサーバ代金に上乗せして多額の送金していましたが、『2014年の2月19日に、レンタルサーバ会社側は、サーバのログインアカウントを変更して、2ちゃんねるの運営スタッフがサーバに入れないようにし、ドメインの登録名義を変更』して、2ちゃんねるを乗っ取られた上で『サーバのレンタル代とは関係なく、5万ドルの送金をするように強要』されたということです。
レンタルサーバーの会社が貸出先のユーザーのサイトを乗っ取るという経緯が本当なのかどうかよく分かりません。
それより気になるのはひろゆき氏が『彼らが正当な所有者であると主張する可能性はありますが、西村博之ないしパケットモンスター社からの権利移転の契約書並びに対価の支払い証明を提示できるか確認して頂ければ、どちらの主張が真実かは明らかであると思います。』と書いているのは、2ちゃんねるの管理人を辞めたことになっているひろゆき氏が所有権を主張していいのかということです。
この文章が4月1日に発表されたということでエイプリルフールネタじゃないかという憶測も流れており、多分本物のひろゆき氏の文章という意見もあるものの、依然としてTwitterやブログで言及されており、確実に本物であるかどうかの判断は難しいところですので今後の続報が気になるところであったりします。
ただ、この文書は未来検索ブラジルのモリタポのインフォメーションにも2ch.scの記述があり、ホットリンクの内山幸樹氏もFacebookにて『4月1日のエイプリルフールのネタではありません』としており、本物だとするなら、『この発表を受けてなお不法行為への協力を継続をしている方々も、共犯と見なして、民事及び刑事の責任を追及する可能性があります。』とあるように、現在2ちゃんねるでボランティアをしてる人間にも『発表後もボランティアを継続する場合は、共犯とみなして、責任を取ってもらう可能性がある』としています。
未来検索ブラジルのモリタポにも2ch.scの記述
ホットリンクの内山幸樹氏も『4月1日のエイプリルフールのネタではありません』
ちなみに『2ch.scの公開は次の日曜日ぐらいを予定しています』となっています。
続きを読む ひろゆきが「2ちゃんねるを乗っ取られた」と言及したとされる文章が登場