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【PC遠隔操作事件】来年2月に初公判見通し。検察、50人を超える証人を検討。真犯人を唯一目撃した証人が出廷するの?w

PC遠隔操作事件の捜査が終了し関連の事件の容疑で起訴がされたことから、東京地検は来年2月の初公判に50人を超える証人を検証しているそうです。
何者か(以下、真犯人)によりネット掲示板を介して少なくとも5人の所有するパソコンが遠隔操作され、所有者の認識しないうちに掲示板に犯罪予告が書き込まれた事件で、当初、IPアドレスから所有者らが逮捕・起訴されましたが、その後、「真犯人」を名乗る人物から弁護士やメディアにメールが届き、このメールの文言が報道されていない部分と一字一句同一であり、報道されていない秘密の暴露があったため、真犯人からのメールと断定されました。
その為、最初に逮捕後釈放・起訴・未成年者の保護観察処分されたパソコンの所有者らは、いずれも不起訴処分・起訴取り消し・保護観察取消処分となり、警察はそれぞれに誤認逮捕について謝罪をしました。

【PC遠隔操作事件】来年2月に初公判見通し。検察、50人を超える証人を検討。真犯人を唯一目撃した証人が出廷するの?w

そして2013年1月1日未明、「真犯人」が以前送ってきたメールアドレスから複数の報道機関や記者に「謹賀新年」のタイトルでメールが送られており、以前、このメールアドレスに当てて送られていた質問への回答や、iesys.exeのソースコード・関連ツール等を先着1名に提供すると書かれていました。
1月5日には以前のメールアドレスを僅かに変えた発信元から「江の島にいる猫にiesys.exeのソースや犯人の主張を記したテキストファイルを記録したチップを預けた」というメールが再度複数の報道機関等に届き、5日の午前中に報道機関の撮影するなかで警察が回収されました。

警察は江ノ島にある監視カメラや雲取山付近のNシステムに写っていたとして、都内に住むIT関連会社社員の30代男性を容疑者として逮捕、その後、ハイジャック防止法違反と威力業務妨害、偽計業務妨害などの複数の容疑で再逮捕を繰り返し、起訴、追起訴されました。
ただし、東京地検は確実に立証できないとしてウイルス作成罪については起訴を見送っています。

簡単におさらいすると、
PC遠隔操作事件とは、真犯人にパソコンを乗っ取られ、遠隔操作で犯罪予告をネット掲示板に書き込まれた被害者5人が警察に逮捕されましたが、真犯人からのメールにより誤認逮捕が発覚、その後、真犯人から送られたメールの情報から江ノ島で猫に首輪を回収、警察は江ノ島や雲取山付近の監視カメラに写っていた人物を容疑者として逮捕しましたが、再逮捕を繰り返すことで勾留を伸ばしながら捜査を続け起訴に至りました。

この事件は警察の捜査不足による誤認逮捕から始まっていることから、既に警察の信用はなくなっています。
日本の警察は監視カメラの分析には実績があるとされますが、「舞鶴高1女子殺害事件」のように監視カメラの映像では証拠にならず、情況証拠だけで立証することが出切なかった事件があります。そして「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」をはじめとして警察や検察は嘘の捜査書類を改ざんされる事件が起きています。
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