29日に行われた特定秘密保護法案の参議院国家安全保障特別委員会の審議における一連の騒動について、特定秘密保護法案に反対する民主党及びマスコミは、政府側の言葉狩りなどの攻撃をしています。
事の発端は委員会に先立つ理事会で民主党が出席を要求した菅義偉官房長官について、与党は「調整したが出席できない」と回答したため野党は理由を明確にするよう求め委員長に詰め寄って審議の進行を妨害、委員会は開会されたものの、自民党の質疑終了後、いったん休憩に入りました。
2時間遅れで審議が再開されましたが、民主党の福山哲郎議員は現在の秘密管理に関わる政府の基準を巡って、特定秘密保護法案を担当する内閣府特命担当相の森雅子大臣に何度も同じ質疑を繰り返しました。
同じ質問を繰り返す福山哲郎議員に森雅子大臣は質疑に対する答弁をさせられる事態となりました。
民主党 福山哲郎議員「『省庁ごとに、それぞれ別の基準によってバラバラに管理されており』って、統一管理基準はあるんです。何を言ってるんですか。もし、これを訂正するなら、衆議院の審議は全部やり直しだ」
秘密保護法案担当相 森大臣:「特別管理秘密は、各省ごとにバラバラに管理されているという現状を説明した」
民主党 福山哲郎議員:「何が各省の申し合わせだ。無責任なことを言うな」
これ、両者同じことを言っているのです。
「統一管理基準はある」しかし、「省庁ごとに、それぞれ別の基準によってバラバラに管理されている」ということです。
続きを読む 特定秘密保護法案巡る委員会質疑で民主党の福山哲郎議員、理解能力不足で同じ発言と暴言を繰り返す